「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、34歳のミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)が昨年の全米準優勝者で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、34歳のミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)が昨年の全米準優勝者で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-4 3-6 6-4で破り、ノーシードからのベスト4進出を果たした。試合時間は1時間47分。

 全豪オープンに5年連続9度目の出場となるルチッチ バローニは、初出場だった1998年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。今大会では2回戦で第3シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-3 6-2で破る金星を挙げていた。グランドスラムでの4強入りは、1999年ウィンブルドン以来で18年ぶりとなる。

 この結果でルチッチ バローニは、プリスコバとの対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。前回の対戦は2015年9月の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦で、プリスコバが7-6(4) 5-7 7-6(5)で勝っていた。

 ルチッチ バローニは初の決勝進出をかけて、第2シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と第9シードのジョハナ・コンタ(イギリス)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)