「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-2 6…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-2 6-4で下して初のベスト4進出を果たした。試合時間は2時間12分。

 全豪オープンに7年連続出場となる25歳のディミトロフは、2014年にグランドスラム大会で初めてベスト8に進出。昨年は3回戦で、ロジャー・フェデラー(スイス)に4-6 6-3 1-6 4-6で敗れていた。

 前哨戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)の決勝で錦織圭(日清食品)を6-2 2-6 6-3で破ったディミトロフは、2014年6月のロンドン(ATP250/グラスコート)以来となる5つ目のツアータイトルを獲得して今大会を迎えている。グランドスラムでの4強入りは、2014年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で2度目となる。

 この結果でディミトロフは、ゴファンに負けなしの5連勝。ツアーレベルではの対戦は1度だけで、2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク/ハードコート)の3回戦でディミトロフが0-6 6-3 6-4 6-1で勝っていた。

 ディミトロフは初のグランドスラム決勝進出をかけて、第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)