「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子ダブルス準決勝で、穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/加藤未唯(佐川印刷)は2015年の優勝ペアで第2シードのベサニー・マテック サンズ…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子ダブルス準決勝で、穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)/加藤未唯(佐川印刷)は2015年の優勝ペアで第2シードのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/ルーシー・サファロバ(チェコ)に2-6 6-4 4-6で敗れ、この種目でグランドスラム史上初の日本人ペアによる決勝進出はならなかった。試合時間は2時間7分。

 ともに1994年生まれの加藤と穂積のコンビは、昨年4月にカトヴィツェ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)でWTAツアー初優勝。全豪オープンには今回が初出場で、グランドスラムでの最高成績を更新する4強入りを決めていた。

 ふたりはシングルスには予選から出場し、加藤は予選1回戦でティアナ・ペレイラ(ブラジル)に3-6 1-6で敗退、穂積が予選決勝でビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を7-5 6-2で倒して本戦入り。穂積は大会初日に行われたシングルスでのグランドスラム本戦デビュー戦で、カリナ・ビットヘフト(ドイツ)に5-7 6-7(6)で敗れていた。

 マテック サンズ/サファロバは2度目のタイトル獲得をかけて、第1シードのカロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ(ともにフランス)と第12シードのアンドレア・フラバチコバ(チェコ)/ペン・シューアイ(中国)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)