「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-4 7-6(7) 6-4で倒してベス…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-4 7-6(7) 6-4で倒してベスト4進出を決めた。試合時間は2時間44分。

 全豪オープンに4年連続12回目の出場となる30歳のナダルは、これまでに3度決勝進出(2009年、12年、14年)を果たして2009年にタイトルを獲得。昨年は1回戦で、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に6-7(6) 6-4 6-3 6-7(4) 2-6で敗れていた。ナダルはグランドスラムで14度の優勝を飾っているが、4強入りは前人未到の9回目の優勝を果たした2014年の全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で11大会ぶりとなる。

 この結果でナダルは、ラオニッチとの対戦成績を7勝2敗とした。今季開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)では準々決勝で対戦し、4-6 6-3 6-4でラオニッチの勝利。両者の初対戦は2010年10月の東京(ATP500/ハードコート)の2回戦で、ナダルが6-4 6-4で勝っていた。

 ナダルは3年ぶりの決勝進出をかけて、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で、第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-2 6-4で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)