チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、新天地で苦戦するドイツ代表MFカイ・ハヴァーツへの信頼を強調した。 昨夏の大型補強の中でも、クラブ史上最高額の7000万ポンドの移籍金で一際大きな注目を浴びたハヴァーツ。序盤戦こそリーグ戦ではゴールやア…
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、新天地で苦戦するドイツ代表MFカイ・ハヴァーツへの信頼を強調した。
昨夏の大型補強の中でも、クラブ史上最高額の7000万ポンドの移籍金で一際大きな注目を浴びたハヴァーツ。序盤戦こそリーグ戦ではゴールやアシストを記録し、リーグカップではハットトリックを決めるなど、その才能の片鱗を覗かせていたが、現在は尻すぼみで移籍金に見合ったプレーができていないというのが実際のところだ。
1月末に指揮官が同じドイツ人であるトゥヘル監督に代わると、その初陣のウォルバーハンプトン戦ではフル出場したものの、以降はケガの影響もあり、出場機会を得られていない。
しかしながら、トゥヘル監督はハヴァーツを才能に溢れた選手と称賛。ケガの影響でパフォーマンスの質を落としているものの、選手としての信頼は高いままであることを強調している。
「説明するのは簡単だ。このクラブに来てから、彼の活躍を妨げているのはケガだ。それ以外のなにものでもない」
「若くして海外に移籍するという勇気ある決断をし、自分の居心地の良い場所から抜け出して、ビッグリーグのビッグチームで大きな挑戦を受け入れた男だ」
「それを完全に理解し、無限の才能に溢れた明確な選手だ。いずれチェルシーで大きなインパクトを残せるだろう。私はそれを確信している。彼はこのクラブで大きな役割を持ち、その役割を完全に全うするという感覚を与えてくれているからだ」
「彼はユニークな選手だ。彼がどのポジションに適応する必要があるか明確ではないが、特定のポジションが彼には必要かい? 彼はハイブリッドな選手じゃないのかい? 今の彼は9番と10番の間の選手だと言える」
「ボックスの中など高いポジションで彼は快適にプレーする。ヘディングも上手いし、ボックスに入り込むタイミングも良い。フィニッシュ精度も高く、ボックスの中でも外でも落ち着いている」