世界14位ホブランは最終ホールまで7バーディー快進撃も、まさかの「+4」 米男子ゴルフツアー、世界選手権シリーズ初戦のWGCワークデイ選手権は26日(日本時間27日)、2日目が行われた。途中まで優勝争いを展開していた世界ランク14位ビクトル…

世界14位ホブランは最終ホールまで7バーディー快進撃も、まさかの「+4」

 米男子ゴルフツアー、世界選手権シリーズ初戦のWGCワークデイ選手権は26日(日本時間27日)、2日目が行われた。途中まで優勝争いを展開していた世界ランク14位ビクトル・ホブラン(ノルウェー)が最終ホールのパー4で8打の大叩き。PGAツアーの公式SNSが動画付きで公開すると、アマチュアのようなドタバタ劇に米ファンからは「親近感めちゃ湧く」などと共感が集まっている。

 最終ホールに落とし穴が待っていた。インスタートで、8番までに7つスコアを伸ばし、首位に迫っていたホブラン。しかし最終9番で大叩きだ。フェアウェーバンカーからの第2打は大きくトップ。グリーン奥の茂みに打ち込んでしまうと、深い茂みの中からの難しいアプローチもミスショット。グリーンを超えて、バンカーに入れてしまう。

 不運は続く。スタンスが取りづらいバンカーショットはトップし、再びグリーンをオーバー。黄色ラインを超えてしまい、1罰打のペナルティ。ドロップしての第6打もミス。グリーンに乗せることができない。傾斜を転がり、グリーンの下に落としてしまう。第7打でようやくグリーンに乗せ、最後は約3メートルのパットを沈めた。

 パー4で8打の大叩き。ホールアウト後のインタビューでは苦笑いするしかなかった。初心者のような行ったり来たりのドタバタ劇を、PGAツアー公式SNSが動画付きで公開。「17ホールを終えてビクトル・ホブランは首位と2打差の7アンダーだった。18番でクアドラプルボギーを記録し、首位と6打差で終了。ゴルフは難しい」と記された投稿に、米ファンには共感が広がっている。

米ファンは同情&共感「かわいそう」「これならできる」

「残酷だ」
「精神面がこのスポーツの重要な部分」
「かわいそう」
「痛々しい」
「あらら……」
「親近感めちゃ湧く」
「これならできる」

 快進撃を続けていたホブランだが、この大叩きで通算3アンダー、首位に8打差の17位に後退している。(THE ANSWER編集部)