第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が3月に迫る中、ヤンキースの正遊撃手ディディ・グレゴリウスがオランダ代表として参戦する見込みだと米メディアが報じた。内野にメジャーのスター選手が揃うオランダで、グレゴリウスも当初から参…
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が3月に迫る中、ヤンキースの正遊撃手ディディ・グレゴリウスがオランダ代表として参戦する見込みだと米メディアが報じた。内野にメジャーのスター選手が揃うオランダで、グレゴリウスも当初から参戦の見込みとされていたが、MLB公式サイトがあらためて伝えた。
■グレゴリウスも参戦とMLB公式サイト、昨季は打撃“開眼”で20本塁打
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が3月に迫る中、ヤンキースの正遊撃手ディディ・グレゴリウスがオランダ代表として参戦する見込みだと米メディアが報じた。内野にメジャーのスター選手が揃うオランダで、グレゴリウスも当初から参戦の見込みとされていたが、MLB公式サイトがあらためて伝えた。
グレゴリウスは2014年限りで現役を引退したスーパースター、デレク・ジーターの後を継いでヤンキースで遊撃のレギュラーに。高い守備力を誇る一方、15年は打撃に課題を残したが、昨季は打率.276、20本塁打、70打点と“開眼”した。
記事では、ヤンキースのアラン・コックレル打撃コーチが「私は昨年、ディディのパワーを目の当たりにした。彼は神から与えられたバッドスピードを兼ね備えている。昨季は幾らかコンパクトにバットを振ることが出来ていたし、ボールを捉えるのも上手くなった」と絶賛していることを紹介。打撃での「前進」は、2017年も続くと伝えた。
■ボガーツ、シモンズ、スコープ、プロファーも参戦予定、再び韓国撃破なるか
MLB公式サイトではさらに、「ボガーツ、シモンズが若きオランダ代表チームを率いる」とのタイトルでも特集記事を掲載し、レッドソックスのザンダー・ボガーツ、エンゼルスのアンドレルトン・シモンズ、オリオールズのジョナサン・スコープ、レンジャーズのジュリクソン・プロファーも「参戦予定」と紹介している。
ドジャースと再契約を結んだクローザーのケンリー・ジャンセンは2009年の第2回大会に同代表の捕手として出場していたが、今大会は不参加になるという。それでも、守備力と打撃力を兼ね備えた野手陣について、記事では「2017年WBCに出場するオランダの内野陣は若きスター選手揃いだ」「オランダ内野陣はWBC最強の布陣の一つだろう」と絶賛している。
1次ラウンド(韓国開催)では、韓国、台湾、イスラエルと同じA組のオランダ代表。勝ち抜けば、2次ラウンドでは東京ドームで日本と対戦することになる。4強に進出した前回大会のように、旋風を巻き起こすことになるのか。日本にとっても強敵となることは間違いない。