ラファエル・ナダル(スペイン)は月曜日の夜、ロッド・レーバー・アリーナで行われたガエル・モンフィス(フランス)との4回戦に勝利したあと、コート上で勝利者インタビューを受けた。 インタビュアーは、全豪2度の優勝を含め、グランドスラムで4度…

 ラファエル・ナダル(スペイン)は月曜日の夜、ロッド・レーバー・アリーナで行われたガエル・モンフィス(フランス)との4回戦に勝利したあと、コート上で勝利者インタビューを受けた。

 インタビュアーは、全豪2度の優勝を含め、グランドスラムで4度優勝の経歴を持つジム・クーリエ。クーリエは知的で、選手をリラックスさせる技を持っている。

 クーリエはナダルに「これまで全豪には過去に10回ほど旅して来ているが、ガールフレンドを連れてきたのはこれが初めてだね」と指摘した。するとナダルは、「10年後に、彼女はついにここに来るためのワイルドカードを獲得したんだ」と答えた。  ナダルの長年のガールフレンドである、マリア フランシスカ・ペレロさんが、ほかの観客たちとともに客席で笑う中、クーリエは「なぜ彼女はここに旅するのにワイルドカードが必要なのか」と突っ込んだ。「彼女はメインドローのプレーヤーじゃないのかい?」。  すると、いつものナダルなら質問に対してはっきりと答えるのだが、このときばかりは少し答えに困ってしまったようで、何か言いかけたが、そこでやめてしまった。  「いや、ここでやめといたほうがいいよ」とナダルは笑いながら言った。

 皆はもう少し続きを聞きたかったかもしれない…。(C)AP(テニスマガジン)