先の「全豪オープン」では、残念ながら1回戦敗退となった錦織圭(日本/日清食品)。次戦は3月1日開幕の「ATP500 ロッテルダム」を予定しているが、ATP500の大会としてはハイレベルな戦いに…

先の「全豪オープン」では、残念ながら1回戦敗退となった錦織圭(日本/日清食品)。次戦は3月1日開幕の「ATP500 ロッテルダム」を予定しているが、ATP500の大会としてはハイレベルな戦いになる。【最新】全豪OPの結果でどう変わった?男子世界ランキング

現在発表されている出場予定者は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を含め27名。錦織は怪我でツアーを離れていたこともあり世界43位だが、ランキングが錦織より低い選手は、同じく怪我でツアーを離れていた世界121位アンディ・マレー(イギリス)のみだ。

トップ10からは世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)、世界3位で「全豪オープン」準優勝のダニール・メドベージェフ(ロシア)をはじめ6名、トップ30まで広げると合計20名が出場予定と、錦織がワイルドカード出場にまわる程のレベルの高さだ。

「全仏オープン」で肩を痛めた錦織は、0勝3敗と今シーズン未勝利。タフなドローが予想されるが、約5ヶ月ぶりの白星を狙う。

「全豪オープン」1回戦敗退後には、「(復帰後)今までにないぐらい『勝てるんじゃないか』と思えるぐらいの出だしでした。そのぐらいボールを捉える感覚と、球筋と、色々良かった」「今日のプレーがもうちょっと良くなれば、(トップ10返り咲きが)できそうかなというのは若干見えてきました。復帰の道のりとしては悪くはないかなと思います」と語っていた錦織。

まずは今後に自信がつく1勝が期待される。

【「ATP500 ロッテルダム」出場予定選手】

世界2位 ラファエル・ナダル(スペイン)

世界3位 ダニール・メドベージェフ(ロシア)

世界6位 ステファノス・チチパス(ギリシャ)

世界7位 アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

世界8位 アンドレイ・ルブレフ(ロシア)

世界10位 マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)

世界11位 デニス・シャポバロフ(カナダ)

世界12位 ガエル・モンフィス(フランス)

世界13位 ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)

世界14位 ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)

世界15位 ダビド・ゴファン(ベルギー)

世界19位 フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)

世界20位 スタン・ワウリンカ(スイス)

世界21位 カレン・ハチャノフ(ロシア)

世界23位 アレックス・デミノー(オーストラリア)

世界24位 キャスパー・ルード(ノルウェー)

世界26位 ボルナ・チョリッチ(クロアチア)

世界27位 ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)

世界28位 ダニエル・エバンズ(イギリス)

世界30位 ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)

世界31位 フィリップ・クライノビッチ(セルビア)

世界32位 ユーゴ・アンベール(フランス)

世界33位 テイラー・フリッツ(アメリカ)

世界34位 ヤニク・シンネル(イタリア)

世界36位 ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)

世界43位 錦織圭(日本/日清食品)

世界121位 アンディ・マレー(イギリス)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での錦織圭

(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)