「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、昨年の全米準優勝者で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第22シードのダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、昨年の全米準優勝者で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第22シードのダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を6-3 6-3で破り、女子のベスト8が出揃った。試合時間は1時間12分。

 この結果でプリスコバは、ガブリロワとの対戦ではすべてストレート勝利で3連勝。昨年は6月にイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の2回戦で対戦し、プリスコバが6-2 6-2で勝っていた。

 全豪オープンに5年連続出場となる25歳のプリスコバは、2015年と16年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は3回戦で、エカテリーナ・マカロワ(ロシア)に3-6 2-6で敗れていた。前哨戦のブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)ではWTAツアーで7度目の優勝を果たし、グランドスラム自己最高の第5シードで今大会に臨んでいる。

 プリスコバは4強入りをかけて、ノーシードから勝ち上がってきた34歳のミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)と対戦する。ルチッチ バローニは4回戦で、予選勝者のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を6-4 6-2で下しての勝ち上がり。

 ロシア出身でオーストラリア国籍を持つ22歳のガブリロワは昨年に続いて4回戦まで勝ち進んだが、初の8強入りはならず。この結果で今大会のシングルスに出場した地元オーストラリア勢はすべて敗退となった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)