「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がデニス・イストミン(ウズベキスタン)を2-6 7-6(2) 6-…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がデニス・イストミン(ウズベキスタン)を2-6 7-6(2) 6-2 6-1で倒して3年ぶりの準々決勝進出を果たした。試合時間は2時間24分。

 この結果でディミトロフは、イストミンとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。前回の対戦は2014年10月の上海(ATP1000/ハードコート)の1回戦で、ディミトロフが6-3 6-3で勝っていた。

 全豪オープンに7年連続出場となるディミトロフは、2014年にグランドスラム大会で初めてベスト8に進出。昨年は3回戦で、ロジャー・フェデラー(スイス)に4-6 6-3 1-6 4-6で敗れていた。前哨戦のブリスベン(ATP/ハードコート)では決勝で錦織圭(日清食品)を6-2 2-6 6-3で破り、2014年6月のロンドン(ATP250/グラスコート)以来となる5つ目のツアータイトルを獲得して今大会を迎えている。

 ディミトロフは2014年のウィンブルドン以来となるグランドスラム準決勝進出をかけて、第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは4回戦で、第8シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を5-7 7-6(4) 6-2 6-2で下しての勝ち上がり。

 2回戦で大会2連覇中で前人未到の全豪7勝目を目指していたノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(8) 5-7 2-6 7-6(5) 6-4で破る大金星を挙げたイストミンは、初のグランドスラム8強入りはならず。世界ランク117位(1月16日付)のイストミンは、アジア地区の予選大会を制して得たワイルドカード(主催者推薦枠)で出場していた。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)