「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第5シードの錦織圭(日清食品)が第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第1セットを落としたフェデラーが続く2セットを…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第5シードの錦織圭(日清食品)が第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。第1セットを落としたフェデラーが続く2セットを奪い、錦織から7-6(4) 4-6 1-6で第4セットに突入した。

 両者の過去の対戦成績は錦織から2勝4敗で、直近の3試合はフェデラーが勝利。前回の対戦は2015年11月のATPツアー最終戦(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のラウンドロビンで、フェデラーが7-5 4-6 6-4で勝っている。

 全豪オープンに7年連続8度目の出場となる錦織は、3度のベスト8(2012年、15年、16年)がこれまでの最高成績。昨年は2年連続となる準々決勝進出を果たし、大会覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 2-6 4-6で敗れている。

 故障による活動休止でランキングを落としていたフェデラーは、世界ランク17位(1月16日付)で今大会に臨んでいる。史上最多のグランドスラム17勝を挙げているフェデラーは全豪には18年連続出場で、これまでに4度の優勝(2004年、06~07年、10年)を飾っている。

 この試合の勝者は準々決勝で、ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは4回戦で、大会初優勝を目指していた第1シードのアンディ・マレー(イギリス)を7-5 5-7 6-2 6-4で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)