「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がココ・バンダウェイ(アメリカ)に2-…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)がココ・バンダウェイ(アメリカ)に2-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間8分。

 ケルバーはバンダウェイと3度目の対戦で初黒星。前回の対戦は2015年10月の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)の準々決勝で、バンダウェイが第2セット途中でリタイアしていた。

 全豪オープンに3年連続6回目の出場となる25歳のバンダウェイは、2015年の3回戦進出がここまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、マディソン・ブレングル(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。グランドスラムでの8強入りは、2015年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で2度目となる。

 バンダウェイはグランドスラム初の4強入りをかけて、第7シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。ムグルッサは4回戦で、ソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-2 6-3で下しての勝ち上がり。

 昨年の大会でグランドスラム初制覇を果たしたケルバーは2016年の年間ナンバーワンに輝き、今大会はグランドスラムで初のトップシードとして今大会に臨んでいた。

 この日は男子で初優勝を目指していた世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が敗れる波乱が起きており、男女のトップシードが同じ日に姿を消した。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)