サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goal…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はバイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマンが決めたゴールだ。

パリ・サンジェルマン(PSG)ユース出身のコマンは、若くしてユベントスへ加入。2015年夏にバイエルンにレンタルで加入すると、ポテンシャルの高さを証明し、完全移籍を果たしている。

“ロベリー”退団後、チームのウイングの一角を担う存在として期待されるコマンだが、2021年2月5日に行われたブンデスリーガ第20節のヘルタ・ベルリン戦では、見事なゴールを決めている。

雪の降りしきるピッチで行われたこの試合。0-0で迎えた21分にコマンが試合を動かす。

ボックス左でFWトーマス・ミュラーがロングパスを収めると、ボックス手前左のコマンに落とす。パスを受けたコマンは、ドリブルで中央に切り込むと右足でミドルシュート。ブロックに入った相手の足にディフレクトしながらも、力強いシュートは大きくバウンドし、そのままゴールへ。ちょうどGKの頭上を越える弧を描きながらゴール右上に決まった。

試合はこのゴールが決勝点となり、バイエルンが1-0で勝利している。