ヨーロッパの最強クラブを決めるチャンピオンズカップは、先週末にプールステージの全6節を終了し、準々決勝に進む8チームが決定した。

 大混戦だったプール2は、ワスプス(イングランド)とトゥールーズ(フランス)がラスト2枚の切符を獲得。前節終了時はコナート(アイルランド)が首位だったが、現地時間22日、2位につけていたワスプスがゼブレ(イタリア)相手にトライ量産で41-27とボーナスポイント付きの勝利を収めてノックアウトステージ進出を確定させた一方、同組3位だったトゥールーズはホームでコナートを19-10で下して総勝点18で並び、両チーム間のホーム&アウェイによる獲得勝点でトゥールーズがコナートを上回ったため、劇的な逆転で天国と地獄に分かれた。

 五郎丸歩が所属するトゥーロン(フランス)は21日、プール3の最終節でサラセンズ(イングランド)の地元に乗り込み、3-10で3敗目を喫した。しかし、7点差以内の敗戦だったためボーナスポイントを獲得して総勝点16となり、プール2位の成績上位3チームに与えられるスポットを争っていたモンペリエ(フランス/プール4)と勝点で並んで得失点差で上回ったため、辛うじてランキング8番手で準々決勝進出となった。
 ヨーロピアン・チャンピオンズカップではまだプレーしていない五郎丸だが、ノックアウトステージでチャンスがめぐってくるかもしれない。
 連覇を狙うサラセンズは、プールステージ唯一の負けなし(5勝1分)で8強入りとなり、準々決勝のホーム開催権を得ている。

 そのほか、クレルモン・オーヴェルニュ(フランス)、マンスター(アイルランド)、レンスター(アイルランド)も1位通過。プール1のグラスゴー・ウォーリアーズ(スコットランド)は21日の最終節でレスター・タイガース(イングランド)を43-0と圧倒し、総勝点19として2位通過で初のベスト8入りとなった。

 準々決勝は3月31日~4月2日におこなわれる予定。組み合わせは、クレルモン(フランス)対トゥーロン(フランス)、マンスター(アイルランド)対トゥールーズ(フランス)、サラセンズ(イングランド)対グラスゴー(スコットランド)、レンスター(アイルランド)対ワスプス(イングランド)となった。