「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・…
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)女子シングルスで、2年ぶり2度目の決勝進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。試合後の記者会見で、憧れの相手セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との一戦を振り返った。【実際の映像】大坂なおみの成長を称え、セレナがハグ!【実際の映像】大坂なおみの最高のリターンに、セレナも最高の返球!【関連記事】セレナ、大坂なおみに敗れ涙の会見途中退席。「もう終わりよ」
大坂が6-3、6-4のストレートで勝利したこの準決勝。大坂は立ち上がりこそブレークされたものの、第4ゲームで追いつくとそこからは相手のリードを許さず。第2セットは観客の後押しも受けて気迫のプレーを見せるセレナに対し、最後は圧巻のサービスゲームで勝利を手にした。
大坂は、立ち上がりにブレークを許したことについては「とても緊張していました。ネットの向こう側に彼女(セレナ)がいて最初のサービスゲームというのは、とても威圧感があります」と話した。
「彼女に厳しくないサーブを打った人がどうなるかを見て育ってきたからですかね。今日の自分のサーブパーセンテージが良くなかったのもあると思いますが、完璧なサーブを打たないとどうなるかと考えて、ちょっとやりすぎてしまったのかなと思います」
それでも慌てることなく、しっかりと立て直した大坂。本人は今大会4回戦で大逆転劇を演じた、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)との一戦が活きたと話す。
「今大会は正直、ムグルッサと対戦するまではパニックになっていなかったので、あの試合での経験がとても助けになったと思います」
「今日ブレークされた後、リターン前に頭の中では"彼女は最高のサーバーだから、私にはブレークできないかもしれない"ということばかり考えていました。でも、そういう考えを消し去るように自分に言い聞かせて、ある意味で気にしないようにしていました。1ポイント1ポイント精一杯良いプレーをするしかありませんから」
そうして手にした勝利。試合後にはセレナに、成長を称えられるようにハグされた。
記者から、その時の気持ちを聞かれた大坂は「私にとって、彼女に現実で、しかもすぐ近くで会えることはいつも夢のような時間なんです。彼女にはめったに会えませんから」と答えた。
ここまで数々の苦しい場面もありながら、その力強さとメンタルの成長で勝ち進んできた大坂。憧れであり、強敵でもあるセレナを撃破しての決勝進出を果たし、2年ぶりの優勝が期待される。
その大坂の決勝の相手は、第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)に決まった。ブレイディは準決勝で、第25シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を破っての勝ち上がりだ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ
(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)