18日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会11日目。…

18日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会11日目。女子シングルス準決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第10シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者の試合はセンターコートの第2試合で、日本時間12時以降に開始予定。【LIVE速報】大坂なおみ VS セレナ/全豪OP準決勝【関連記事】セレナ、大坂なおみとは「お互いに決着し、心を通わせてきた」。GSでは荒れた全米OP以来の対戦へ【関連記事】セレナ、あのことを後悔し大坂なおみに手紙を送っていた

両者の過去対戦成績は、大坂の2勝1敗。グランドスラムでの対戦は、大坂が初優勝を果たしたあの2018年「全米オープン」決勝以来だ。最後にツアーで対戦したのは2019年8月の「ロジャーズ・カップ」で、その時は大坂が3-6、4-6とストレートで敗れている。

言わずと知れた元世界1位のセレナは、現在39歳。通算のシングルスタイトル数は73個、グランドスラムでは23回の優勝を誇る。しかし、2017年「全豪オープン」以降は優勝から遠ざかっており、最後の優勝以降はここまで過去4回グランドスラム決勝でタイトルを逃した。

セレナは今大会でも、マーガレット・コート(オーストラリア)の持つグランドスラムシングルスタイトル最多記録である24個を目指し、並々ならぬ気迫で大坂に向かってくるものと思われる。

大坂とセレナと言えば、セレナが大荒れだった2018年「全米オープン」決勝が思い出される一方、今大会前の1月29日、オーストラリア・アデレードで行われたエキシビションマッチ「A Day at the Drive」では、お互いに笑顔で言葉を交わす場面もあった。

準々決勝後の記者会見で、二人の仲を聞かれたセレナは「そうね、私たち二人とも決着できたと思うし、お互いに心を通わせてきたわ」「彼女は素晴らしい競技者であり、すてきな人だと思う」と笑顔を見せた。

一方で、準決勝に向けては「準決勝で誰と対戦するかは問題じゃないと思う。誰もが次のラウンドに進みたいと思っているから。面白い試合になると思うわ」と意気込んでいる。

対する大坂は準々決勝後の記者会見で「彼女はあのセレナです。コートの向こう側にいる彼女を見ると、とても威圧感があります」とあらためて尊敬の念を表した。

大坂としては、小さい頃からの憧れの存在であるセレナ。約2年半の時を経て、再びグランドスラムの大舞台で相まみえることとなった。今大会ここまで強豪や難敵を跳ね返してきた大坂が、セレナに対しても素晴らしいプレーを見せることが期待される。

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(テニスデイリー編集部)

※写真は大坂なおみ(左)とセレナ(右)

(Getty Images)