CLでのドルト戦を心待ちにするセビージャのフェルナンド「僕たちにプレッシャーはない」

セビージャのブラジル人MFフェルナンドが、チャンピオンズリーグ(CL)への意気込みを語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

セビージャは今シーズンのCLグループステージを2位で突破しており、17日に行われるCLラウンド16・1stレグではドルトムントと対戦する。ドルトムントがここ6試合わずか1勝と大不振に陥っている一方で、セビージャは現在公式戦9連勝中と絶好調。2017-18シーズン以来となるCLベスト8進出が期待されている。

今シーズン公式戦29試合に出場しており、チームの主軸として活躍するフェルナンドも、ドルトムントへの敬意を表しつつ勝ち上がりに自信を見せた。

「CLの舞台に戻ってこられてとても嬉しいね。僕たちには野心と熱意があるんだ。高い才能を持つ選手が揃う強力なドルトムントを相手に、難しい試合になることは分かっている。でも、僕たちは準備ができているよ」

「ドルトムントは歴史あるクラブで強力な相手だが、今の調子は決して良いとは言えないね。ただ、CLはどのチームでも高い集中力を保ち、持っている全てを出してくる。(GKの)ボノのパフォーマンスにはとても満足しており、明日も全力で頑張って欲しい」

「今のコンディションはCLでプレーするのに良い状態であり、何か重要なことを成し遂げたいと考えている。とはいえ、僕たちにプレッシャーはないよ。ドルトムントは優勝候補だが、僕らも重要な目標のため集中している」

「CLは世界で最も重要な大会だ。どの選手も常にこの大会でプレーしたいと思っているよ。だから今はとても嬉しいし、良い試合を期待している。多くの試合を経験したが、明日は勝利を収めて喜びたいね」

また、フェルナンドはドルトムントの要注意選手について言及。FWアーリング・ハーランドとFWジェイドン・サンチョの名を挙げている。

「ハーランドは技術的に非常に優れており、フィジカルがとても強く、スピードもある才能あふれる選手だ。この3つの長所を備えた選手は、そう多くいるものではないと思う」

「サンチョも僕らを傷つけられる選手だ。彼は僕たちに高い集中力を要求してくるだろう。守備では非常に高い強度を保つ必要があり、攻撃ではチャンスを確実に活かさなければならない」