FCバルセロナは、本拠地カンプ・ノウでキリアン・エムバペに3ゴール、モイーズ・ケーンに1ゴールを決められて、欧州チャンピ…
FCバルセロナは、本拠地カンプ・ノウでキリアン・エムバペに3ゴール、モイーズ・ケーンに1ゴールを決められて、欧州チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンドの1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)戦に敗れている。
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前半、バルサは、レオ・メッシがPKを決めて先制するも、前半のうちにエムバペに同点ゴールを決められている。そして後半、バルサは、2ndレグが残されているものの、PSGにこの戦いの終止符をほぼ打たれている。
下記はPSG戦1stレグでのFCバルセロナの選手達の採点&寸評
■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(6点)
『フラストレーション』
エムバペにゴールを決められたが、マウロ・イカルディのシュートには優れたセービングでゴールを阻止している。足でのボール配給の部分は、珍しく低調であったと言える。後半、ケーンのシュートをセーブして、チームを救っている。決められたゴールはなす術がなかった。間違いなく言えることは、彼がいなければ、もっと多くの失点を喫していただろうということである。
■DF
セルジーニョ・デスト(3点)
『失態』
エムバペを封じるという難しいミッションが課せられている。残念ながら、満足のいく結果は得ることができず、幾度となくエムバペに抜かれ、ゴールも奪われている。監督ロナルド・クーマンは、更なる悲劇を避けるために途中で交代している。
ジェラール・ピケ(6点)
『復帰』
この試合に出場しているだけで、称賛に値する。彼がセンターバックとしてこの試合で復帰すると誰が予想しただろうか。PSGに圧倒されるまでバルサのディフェンスラインを統率している。エムバペに翻弄されている状況にフラストレーションを露わにしており、78分にベンチに退いている。
クレマン・ラングレ(4点)
『圧倒される』
まず、キーンに圧倒され、次にエムバペにゴールを奪われている。また、その後、キーンのマークを外してしまい、3失点目のゴールを決められてしまっている。
ジョルディ・アルバ(5点)
『疲れ知らず』
左サイドでマラソンを行っていたと言えるほど、上下運動を繰り返し、走り回っている。いつものようにレオ・メッシとの絶妙な関係性を生み出すことができていない。キーンとの1対1では十分な対応を見せている。
■MF
セルヒオ・ブスケツ(4点)
『無力』
バルサのオフェンス陣とディフェンス陣を結びつける役割をうまく果たせていない。中盤のエリアでの戦いでPSGに上回られたため、試合が決したと言える。試合終盤に交代している。
フレンキー・デ・ヨング(5点)
『孤立』
ライヴィン・クルザワに倒されて、PKを獲得し、そこからバルサの先制ゴールが生まれている。ピッチを駆け回り、ディフェンスにおいても、オフェンスにおいても率先して動いている。ただ、満足いく存在感を見せられていない。
ペドリ(5点)
『期待』
チームメイトを助けるために動き回り、ディフェンスも率先して行っているが、ボールにあまり絡めていない。チャンピオンズリーグでは、まだレオ・メッシのベストパートナーになる準備ができていないと言える。ただ、時間の問題だろう。
■FW
アントワーヌ・グリーズマン(3点)
『不安定』
この試合の最初のチャンスを掴んだが、ケイロル・ナバスに阻まれている。次のチャンスでも惜しくもネットを揺らすことができていない。さらに、ナバスが献上してくれた3度目となるチャンスもものにすることができていない。それ以外の場面では、ほとんど存在感を示せていない。
ウスマン・デンベレ(5点)
『断続的』
右ウイングとして起用されている。ただ、チームメイトのサポートが欠如していたようである。レオ・メッシの素晴らしいプレーから決定的チャンスを得たが、決め切ることができていない。ディフェンスでは、対応が遅れる場面もあり、クルザワがその恩恵を受けて、自由プレーできていた。満足のいくパフォーマンスを見せられた試合とは言えない。
レオ・メッシ(5点)
『無効化』
PSGのプレスを掻い潜るために全チームメイトが探していた選手である。しかし、PSGは、徹底的にメッシをマークし、うまく無効化している。バルサの先制ゴールをPKで決めたが、それ以外の場面ではほとんど相手の脅威になれていない。
■途中交代
オスカル・ミンゲサ(5点)
『代役』
相手に翻弄されるデストの代役として投入されている。監督クーマンの最初の交代選手となっている。
ミラレム・ピャニッチ(5点)
『力不足』
ほとんどチームに貢献できず、すでに勝負がついている状態で投入され、チームをうまくオーガナイズすることができていない。
フランシスコ・トリンカオ(5点)
『寸評なし』
途中交代でピッチに送り出された他の選手達同様、特筆するプレーはしていない。
リキ・プッチ(5点)
『観戦者』
勝敗が決した段階で投入されている。試みる気持ちはあったものの、気持ちとは裏腹に思い描いたようなプレーはできていない。
マルティン・ブライトバイテ(5点)
『戦士』
残り時間がほとんどないタイミングでピッチに送り出されている。ゴールチャンスを掴み、ヘディングシュートを放っている。