2月15日にニュージーランド政府が発表したオークランドのロックダウン（レベル3）により17日に予定されていたプラダカップは中止となりました。この間、170万人の市民は必需品以外の買い物を除いた外出が禁止され、学校や公共施設も原則閉鎖されています。（BHM編集部）
レースイベントを担当するアメリカズカップ・イベント・リミテッド（ACE）は当初の計画通り可能な限りイベントを実施することを発表しながらも、ロックダウンの解除タイミングによるシナリオを模索しています。
1) 警報レベルが3→1に低下した場合は、今週末のレースを再開
2) 警報レベルが3のまま、または2の場合、レース日程を再スケジュールする
※アメリカズカップ本戦の日程（3月6〜15日）を遅らせて13日開始、21日終了とする計画もあり。
しかし、挑戦者代表（=チャレンジャー・オブ・レコード。COR36。本大会ではルナロッサ）は、警報レベルに関わらず18日からレースを再開し、予備日である2月24日までにプラダカップを完了することを希望しています。
また、（プラダカップの予備日としていた）24日までにプラダカップが完了しない場合は、上位得点のチームをアメリカズカップの挑戦者として宣言するとしています。現時点の上位チームは、ルナロッサ・プラダ・ピレリチームです。
いずれにしてもオークランドのロックダウンの状況で、プラダカップ、アメリカズカップの日程や状況が変化する可能性があるようです。
