チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、RBライプツィヒvsリバプールが中立地のハンガリーで16日に行われ…
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、RBライプツィヒvsリバプールが中立地のハンガリーで16日に行われ、0-2でリバプールが先勝した。
新型コロナウイルスの影響でリバプール陣営がドイツに入国できない関係から中立地での開催となった一戦。
パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドが同居した厳しいグループを2位で通過したライプツィヒは[3-5-2]で臨み、2トップにエンクンクとダニ・オルモが構えた。
一方、アタランタやアヤックスが同居したグループを首位で通過したリバプールは、守備陣にケガ人が続出する中、センターバックには直近のニューカッスル戦同様、ヘンダーソンと新戦力のカバクが入った。
リバプールの強力3トップに3バックを当てるマンツーマンで臨んだライプツィヒが開始5分に決定機を作る。アンヘリーニョの左クロスからダニ・オルモがダイビングヘッドで合わせたシュートが左ポストに直撃した。
戦前の予想通り、インテンシティの高い序盤となる中、主導権争いが続くと、15分にリバプールにも決定機。アーノルドのスルーパスに抜け出したサラーがボックス右に侵入してGKグラーチと一対一に。シュートに持ち込んだが、セーブされてしまった。
徐々にリバプールがボールを持つ展開となる中、24分にマネがヘディングシュートで、32分にはロバートソンがロングシュートで牽制。前半半ば以降は一進一退の攻防が続いた中、強度の高さが維持された好ゲームは譲らずゴールレスで終了した。
迎えた後半、開始1分にライプツィヒにビッグチャンス。ダニ・オルモのスルーパスに抜け出したボックス左のエンクンクがシュートに持ち込んだが、GKアリソンのファインセーブに阻まれた。
すると53分、リバプールがアウェイゴールを奪う。ザビッツァーのバックパスミスをカットしたサラーがGKと一対一になり、確実に制した。
さらに58分、ムキエレがロングボール処理を誤ったミスを突いてマネが独走。GKとの一対一をこちらも確実に決めきった。
致命的なミスによりアウェイゴール2つを許した苦しいライプツィヒはハイダラを削ってY・ポウルセンを投入。さらにカンプルに代えてファン・ヒチャンを投入してアタッカーを増やしていったが、自陣に引くリバプールを崩せずにタイムアップ。
リバプールが2つのアウェイゴールを獲得し、2ndレグに向けて大きなアドバンテージを得ている。