16日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月…

16日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界71位シェイ・スーウェイ(台湾)に6-2、6-2のストレートで勝利。同大会2年ぶりのベスト4進出を果たした。敗れたシェイは、試合後の記者会見で大坂を称賛した。【実際の動画】大坂なおみ、カメラサインで可愛い絵を描く【関連記事】大坂なおみ「今日の出来もハッピー」。準決勝は「できるならセレナと対戦したい」

相手を翻弄する戦術家であり、粘り強いプレーから難敵として知られるシェイ。試合前には大坂を大いに苦める可能性も予想されたが、この日は大坂のプレーに対しほとんど持ち味を発揮できなかった。

シェイは「ちょっと考えすぎてしまったので、重要な場面でのポイントであまりうまくいかなかった」と話した。

「こういうことだと分かっているわ。良いプレーをするか、それともポイントを取れないか。私はちょっと我慢しきれなかった」「次はもっと良いプレーをしたいと思うわ」

一方、大坂については「すでに分かっていることだけど、なおみは良い選手よ。だから今日のことは受け入れるわ」と称賛し、次のように太鼓判を押した。

「彼女はいつでも優勝することができる。彼女は自分のプレーをして、落ち着いていればそれでいいと思うわ。彼女は素晴らしい選手だから」

難敵のシェイにストレートで勝利した大坂。準決勝では、この後に行われる第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)対 第10シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。大坂はこれまで、グランドスラムで準々決勝に進出した場合すべて優勝へと繋いでいる。勢いをキープし、さらに勝ち進むことが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのシェイ(左)と大坂なおみ(右)

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)