今シーズン終了までのレンタルでリバプールからサウサンプトンに加入した日本代表FW南野拓実が移籍後2戦目となる先発出場を果たした。 前節、スタメンでのデビューとなった南野に加入後初ゴールが生まれるも、ニューカッスルに2-3で競り負けて泥沼の…

今シーズン終了までのレンタルでリバプールからサウサンプトンに加入した日本代表FW南野拓実が移籍後2戦目となる先発出場を果たした。

前節、スタメンでのデビューとなった南野に加入後初ゴールが生まれるも、ニューカッスルに2-3で競り負けて泥沼のリーグ5連敗となったサウサンプトン。

連敗ストップを目指す今節は3日前にFAカップで2-0の勝利を収めた14位のウォルバーハンプトン(勝ち点27)と対戦した。そのFAカップは大会規定により出場資格がなかった南野だが、今回の一戦では左サイドハーフで2試合連続のスタメンを飾った。

11分には、南野が味方FWネイサン・レドモンドに縦パスを送り、そこから一気にボックス内に攻めあがると、レドモンドからの折り返しのパスをボックス左で受けて左足ダイレクトで惜しいシュートを放つなど、前半は躍動。チームも1点リードで試合を折り返した。

しかし、後半に入ると試合の流れが一変し、53分にハンドでPKを献上して同点に追いつかれる。後半に入って存在感が希薄になっていた南野は62分にMFムサ・ジェネボと交代してピッチを退くと、サウサンプトンは直後の66分に再び失点を許し、そのまま逆転負けとなった。

イギリス『スカイ』の採点(10点満点)では、先制ゴールを挙げたFWダニー・イングス、MFスチュアート・アームストロング、DFヤニク・ヴェステルゴーアの3人に7点の評価を下し、南野を含む3人以外の選手は全員6点という評価だった。

また、イギリス『BBC』の採点(10点満点)では、南野は5.68点、サウサンプトンでは上から4番目の評価となっている。

これで泥沼のリーグ6連敗となってしまったサウサンプトンは、20日に第25節でチェルシーとホームで対戦する。