ロペスに敗れて以来の再起戦、リチャード・コミーが鮮やかに再起 ボクシングの元IBF世界ライト級王者リチャード・コミー(ガーナ)が13日(日本時間14日)、米興行大手「トップランク」のメインに登場。WBA同級6位ジャクソン・マリネス(ドミニカ…

ロペスに敗れて以来の再起戦、リチャード・コミーが鮮やかに再起

 ボクシングの元IBF世界ライト級王者リチャード・コミー(ガーナ)が13日(日本時間14日)、米興行大手「トップランク」のメインに登場。WBA同級6位ジャクソン・マリネス(ドミニカ共和国)を右ストレート一撃で相手を吹き飛ばし、1年2か月ぶりの再起戦を鮮やかに飾った。KOシーンの動画をトップランクが公開している。

 第6ラウンド、残り30秒だった。直前にもダウンを奪っていたコミーは距離を詰めると、下がる相手に対してリードで距離を測りつつ、狙いすました右ストレートを放った。顎を完璧に打ち抜くと、マリネスはロープまで吹き飛び、そのまま仰向けにダウン。レフェリーが試合をストップした。

 歓喜のダンスを繰り出すコミー。ブレイクダンスのような仕草まで繰り出し、喜びを爆発させた。

 2019年12月に“テイクオーバー”こと現4団体統一王者テオフィモ・ロペス(米国)にベルトを奪われて以来の再起戦を見事に飾ったコミー。トップランクは「彼が帰ってきた!! リチャード・コミーがジャクソン・マルティネスをロープへ殴り飛ばし、すぐにライト級タイトル戦へ戻った」と脚光を浴びせ、公式ツイッターで動画を公開すると、米ファンから喝采が起きている。

米ファン注目「コミー対ナカタニが次戦に組まれたら興奮もの」

「素晴らしいKOだ」
「最高のパンチ」
「コミー対ナカタニが次戦に組まれたら興奮もの」
「たまげた」
「強烈な右」
「オーマイガー」
「凄いな」
「このパワー」

 現在はWBC6位、IBF13位にランク付けされるコミー。強豪ひしめくライト級で世界戦線に再び加われるだろうか。33歳が台風の目になるかもしれない。(THE ANSWER編集部)