カタールで行われたクラブワールドカップでの女性蔑視ともとれる醜い行動がソーシャルネットワーク上で物議を醸している。メッシ…

カタールで行われたクラブワールドカップでの女性蔑視ともとれる醜い行動がソーシャルネットワーク上で物議を醸している。
メッシの妻アントネラも人種差別根絶を訴える「一緒に進もう。世界を変えよう」
問題は11日にカタールで開催されたクラブW杯決勝のセレモニーの間に起きた。バイエルン・ミュンヘンがティグレスに1-0で勝利し、7大会ぶり2度目の栄冠を獲得した後、授賞式に出席したカタール王室のメンバーは、審判団の女性メンバーとの握手を拒否した。
ブラジル人審判のエディナ・アルベス・バチスタとニイサ・バックに対して、カタール首長の弟であるシェイク・ジョアン・ビン・ハマド・アル・ターニは敬意を示さなかった。同氏はカタールのオリンピック委員会の会長でもある。
動画はツイッター上で拡散されており、すでに大きな反発を引き起こしている。忘れてはならないのは、カタールが2022年のワールドカップ開催地であることだ。
多くの女性サッカー選手が意見を述べているが、アトレティコ・マドリーとスペイン代表女子チームのMFバージニア・トレリージャは、ツイッターアカウントで驚きをもって伝えた。
「彼は彼女と握手をしないどころか、見もしなかった。私が見たものは、明日起きて恐竜を見ることよりもビックリよ」
他にも多くのユーザーが、スポーツの世界で起こった差別的言動に反対する声に加わっている。
韓国の蔚山現代とカタールのアル・ドゥハイルの試合を同胞のニイサ・バックとアルゼンチン人のマリアナ・デ・アルメイダと担当したエディナ・アウベスもまた、この醜いジェスチャーで傷ついた一人だった。同一戦では、クラブW杯史上初めて3人の女性審判が試合を担当していた。

No es que no le dé la mano... es que siquiera la mira.... os juro que me sorprende más esto, que levantarme mañana y ver un dinosaurio! Visto lo visto... pic.twitter.com/RR8Q0MmDQ3

— virginia torrecilla (@VirginiiiaTr) February 13, 2021