アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、指導者としての喜びを語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。 アトレテ…

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、指導者としての喜びを語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

アトレティコは13日、ラ・リーガ第22節でグラナダと対戦。立ち上がりからボールを支配する展開に持ち込んだものの、堅い守備で応戦するグラナダに苦戦を強いられる。

それでも後半半ばにMFマルコス・ジョレンテのゴールで先制。3分後に追い付かれてしまうが、75分にFWアンヘル・コレアのゴールも決まって、アウェイで1-2の勝利を収めた。

これでアトレティコは前節の引き分けを挟んでリーグ戦9連勝。2位バルセロナとの8ポイント差をキープした。

また一歩優勝に近づいたが、シメオネ監督は指揮官としての喜びは他にもあるとコメント。この試合でゴールを決めたマルコス・ジョレンテを手放しで称えつつ、その心境を語った。

「タイトルは重要だが、監督として私を満たしてくれるものは、マルコスのような選手の成長を目の当たりにした時だ。それまでのキャリアとは異なる能力が選手の中にあると気付いた時、我々は本当に嬉しいのだ」

「同じようなことは(アントワーヌ・)グリーズマンやサウール(・ニゲス)、フアンフランにもあった。なぜそのようなことが起こるのか。おそらく選手たちは夢を見ることを決して諦めたくないのだ」

「マルコスがまだ先発ではなかった頃のトレーニング映像を見てみたいね。我々は彼がゴールを決めているのを見て、この少年はMFにはなれないと言ったんだ」