マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 シティは…

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

シティは13日、プレミアリーグ第24節でトッテナムと対戦。前半にロドリのPKで先制すると、後半にはイルカイ・ギュンドアンが2ゴールを記録。3-0で快勝を収めた。

これでリーグ戦11連勝を記録し、首位をしっかりと守ることとなった。

しかし、この試合で2ゴールを記録したギュンドアンは69分に途中交代。グアルディオラ監督は股関節を痛めたことを報告。「明日検査するだろう。彼は厳しいと私に言った。それを言ったことは賢いが、我々は明日様子を見るだろう」と語り、重傷かどうかの判断を待つとした。

そのギュンドアンだが、1月のプレミアリーグの月間MVPを受賞。その受賞通り好調を維持し、2つのゴールを決めたが、ギュンドアンの起用法について語り、以前から考えていたことだと改めて主張した。

「彼はストライカーの近くでプレーし、信じられないほどのセンスを持っている。彼はここでのクオリティを備えている」

「私は、彼が偽9番としてプレーできると何度も言ってきた。そして、人々は私を笑っていた。今日、PKと2つのゴールを得たのは明確な行動だった。その点でとても優れていた」

「彼のパフォーマンスには満足している。1月の月間最優秀選手賞を受賞したが、今でもこういったプレーを続けてい流。2月に彼は再び受賞できるだろう」

また、以前はPKキッカーがいないことを嘆いていたグアルディオラ監督。守護神のエデルソンをキッカーにした方が良いかもとも語っていたが、この試合ではロドリがキッカーを務めて成功させた。

その点について喜びを語るとともに、やはり本来のキッカーがいないことは問題だと語った。

「キックのクオリティはエデルソンがベストだろうが、PKは違う。私はロドリが蹴る勇気を出したことを喜んでいる」

「反省しなければならない。チャンピオンズリーグが近づいており、エバートンとのFAカップ準々決勝がある。そしてPKの本当のスペシャリストがいないのが現実だ」

なお、この試合ではセルヒオ・アグエロが8試合ぶりにベンチ入りを果たしていたが出場機会はなし。グアルディオラ監督は「彼は問題ない」と語り、「昨日ハードなトレーニングをしていた」とコメント。「我々は一歩ずつ物事を進めなければいけない。彼が少しコンディションを整えてプレーするチャンスがあればすぐにプレーする」と復帰できる状態であることを明かした。