「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、大会2連覇中で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がデニス・イストミン(ウズベキスタン)に6-7(8) 7-5 6-2 6…

 「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、大会2連覇中で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がデニス・イストミン(ウズベキスタン)に6-7(8) 7-5 6-2 6-7(5) 4-6で敗れる波乱が起きた。試合時間は4時間48分。

 ジョコビッチはイストミンと6度目の対戦で初黒星。世界ランク117位(1月16日付)のイストミンは、アジア地区の予選大会を制して得たワイルドカード(主催者推薦枠)で出場していた。

 イストミンは3回戦で、第30シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦する。カレーニョ ブスタは2回戦で、カイル・エドマンド(イギリス)を6-2 6-4 6-2で下しての勝ち上がり。

 全豪オープンには2005年から13年連続出場で、1960年代に活躍したロイ・エマーソン(オーストラリア)と並ぶ史上最多の6度の優勝(2008年、2011年~13年、15年、16年)を誇るジョコビッチ。昨年は決勝でアンディ・マレー(イギリス)を6-1 7-5 7-6(3)で破って2連覇を果たし、今大会は前人未到の7勝目を目指していた。

 ジョコビッチがグランドスラムの2回戦で敗れたのは、2008年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来となる。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)