オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(グランドスラム/1月16~29日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス2回戦でシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-3 6-2で下したあと、第13シードのビーナス・ウ…

 オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(グランドスラム/1月16~29日/ハードコート)の大会3日目、女子シングルス2回戦でシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-3 6-2で下したあと、第13シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は“歳をとる”ことについての質問に答えなければならなかった。  7つのグランドスラム・タイトルを持つ36歳のビーナスは、彼女がこれまでにプレーしたグランドスラムでの73試合のうち、最初の試合が1997年の全仏オープンだったという。  「ああも若くして戦い始めたことは、とても名誉なことだわ」とビーナス。そして笑いながらこう付け足した。「そして、こうも歳をとってまでプレーできることもね」。  いっしょにペアを組んで14のグランドスラム・ダブルス・タイトルを獲ったビーナスと妹のセレナは、ビーナスの右肘の故障により水曜日に予定されていたダブルス1回戦を棄権した。  ビーナスはシングルスはプレーするという。次の3回戦では、バルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を6-1 3-6 10-8で下したドゥアン・インイン(中国)と対戦する。

 そのほか、第8シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)と元ナンバーワンのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)が3回戦で対戦することになった。

 クズネツォワはジェイミー・フォーリス(オーストラリア)を6-2 6-1で、ヤンコビッチはユリア・ゲルゲス(ドイツ)を6-3 6-4で下して勝ち上がった。

 また第11シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第24シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と3回戦で対戦する。  2014年ウィンブルドン準優勝者で、ここ全豪でも準決勝に進出したことがあるユージェニー・ブシャール(カナダ)はペン・シューアイ(中国)を7-6 (5) 6-2で退けて3回戦に進んだ。ブシャールの3回戦の相手は、ポリーヌ・パルモンティエ(フランス)を6-4 7-6(5)で下して勝ち上がったココ・バンダウェイ(アメリカ)となる。(C)AP(テニスマガジン)