オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)の大会4日目の男子シングルス2回戦で、第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がジル・ミュラー(ルクセンブルグ)を6-3 6-4 7-6(4)…
オーストラリア・メルボルンで開催されている「全豪オープン」(1月16~29日/ハードコート)の大会4日目の男子シングルス2回戦で、第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がジル・ミュラー(ルクセンブルグ)を6-3 6-4 7-6(4)で破り、出場した全豪オープンのすべてで3回戦に至るという記録を7大会に更新した。33歳のミュラーは前週のシドニーで、ツアーレベルで初のタイトルを獲得したばかりだった。
昨年の全豪オープンで準決勝に進み、ウィンブルドンでは決勝に進んだラオニッチは、風邪の影響を感じ、喉に痛みがあると言った。だが、それでも21本のサービスエースと56本のウィナーを決め、アンフォーストエラーは15本にとどめた。彼は次のラウンドで第25シードのジル・シモン(フランス)と対戦する。
今月初めにブリスベン国際で優勝した第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、チョン・ヒョン(韓国)を1-6 6-4 6-4 6-4で退けた。ディミトロフは3回戦で第18シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。
全米ベスト4で第6シードのガエル・モンフィス(フランス)、第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)もまた、3回戦に駒を進めた。元世界3位で第21シードのダビド・フェレール(スペイン)は予選を勝ち上がったエルネスト・エスコビード(アメリカ)を2-6 6-4 6-4 6-2で下した。彼は次のラウンドで、同胞で第13シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。バウティスタ アグートは日本の西岡良仁(ミキハウス)を6-2 6-3 6-3で下した。
昨年末にノバク・ジョコビッチ(セルビア)からナンバーワンの座を譲り受けたアンディ・マレー(イギリス)は、これまで全豪で5度決勝に進みながら一度も優勝することができていない。水曜日に行われた2回戦では足首をひねって転倒して周囲を心配させているマレーだが、この日はコートに戻り、軽い練習を行った。(C)AP(テニスマガジン)