テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が2月22日、春季キャンプで初めてマウンドに登り17球を投じた。通常よりも低く傾斜の緩やかなマウンドでの投球となったが、レンジャーズ公式サイトは「ダルビッシュにとって重要な日」と伝えている。昨年3月…

テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が2月22日、春季キャンプで初めてマウンドに登り17球を投じた。通常よりも低く傾斜の緩やかなマウンドでの投球となったが、レンジャーズ公式サイトは「ダルビッシュにとって重要な日」と伝えている。

昨年3月に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けたダルビッシュ。今季中の復帰を目指す右腕は投球後、「ヒジにどれくらい負担がかかるか、どのような反応をするか見てみたかった。違和感などはなかった」と練習の意図を説明した。

通常の半分ほどの高さでも、平地で投げるよりヒジには大きな負担が掛かる。こうしたステップを踏みながら、チームはダルビッシュの復帰を焦らず、治ったと確信できてから復帰させる方針だ。ダルビッシュもチームの考えに理解を示し、自分のために用意してくれたプログラムには満足していると話した。

復帰へ向け課題をクリアーしていくダルビッシュに日米のファンは、「違和感なく投げられたのはよかった。無理せず慎重に復帰してくれ」「順調に回復してるみたいで安心した」「本気で投げられるようになったら、どんな球を放るか楽しみ」「神様…ここ最近では一番のニュースです」など注目している。