北京五輪の金メダル候補が魅了  フィギュアスケートのロシアのチーム対抗戦「チャンネルワントロフィー2021」は7日、女子フリーでカミラ・ワリエワ(ロシア)が179.19点をマーク。SPの90.25点と合わせると、驚異の269.44点。…

北京五輪の金メダル候補が魅了

 フィギュアスケートのロシアのチーム対抗戦「チャンネルワントロフィー2021」は7日、女子フリーでカミラ・ワリエワ(ロシア)が179.19点をマーク。SPの90.25点と合わせると、驚異の269.44点。あくまで参考記録だが、“世界記録級”の衝撃のスコアをたたき出した。

 圧巻の一言だ。ワリエワは冒頭の3回転アクセルを完璧に成功させると、続く4回転―2回転の連続トウループなど2本の4回転を含めて、ほぼノーミスの演技。技術点(TES)は101.86点という高さで、得点は179.19点だった。

 タノ付きでの3回転アクセルを決めたSPの90.25点と合わせると、合計は269.44点。ロシア国内での大会で、ISUの公認大会ではないため参考記録だが、従来の世界最高記録(アリョーナ・コストルナヤの247.59点)を上回ることになる。

 逸材揃いのロシア女子の中でも北京五輪の金メダル候補として注目を浴びるワリエワ。14歳が新たな歴史を打ち立てることになるのだろうか。(THE ANSWER編集部)