プロ向け工具メーカーのTONEがメインスポンサーを務める「SYNCEDGE4413レーシング」は、東京オートサロン会場で2017年のチーム体制を発表した。SYNCEDGE4413レーシングは2013年に発足。「その向こうへ」をキーワードにチ…
プロ向け工具メーカーのTONEがメインスポンサーを務める「SYNCEDGE4413レーシング」は、東京オートサロン会場で2017年のチーム体制を発表した。
SYNCEDGE4413レーシングは2013年に発足。「その向こうへ」をキーワードにチーム全員が今の自分を超えることを目指し、互いを高め合うことをコンセプトとしている。昨年は全日本選手権シリーズと鈴鹿8時間耐久レースへ参戦し、1年を戦い抜いたことでチームとして大きく成長してきた。
今シーズンは全日本ロードレースJSB1000クラスに新加入の児玉勇太が「BMW S1000RR」でフル参戦する。昨年エースライダーとして活躍した武石伸也はスポット参戦。次世代ライダーの技術面・精神面を指導するチームアドバイザーとして全レースに帯同する。J-GP2クラスには、昨年に引き続き、中本郡が「ホンダ HP6」でフル参戦する。
鈴鹿8時間耐久レースには、武石、児玉、中本の3名が「BMW S1000RR」でスーパーストッククラスに参戦する。
武石は、「自分の役割は、鈴鹿8耐で最善を尽くせるチームを作ること。今シーズンは、若手ライダーの児玉に全日本のシートを譲りサポートしていく。児玉も中本も、まだまだ速くなるライダーだし、自分も走るからには、できることをすべてやって行こうと思う」と述べた。
児玉は「今年からSYNCEDGE4413への参加が決まり、今は早くレースが始まらないかと、とてもワクワクしている。全日本選手権ではランキング10位以内を、そして鈴鹿8耐ではSSTクラスの優勝を目指して精一杯走りたい」と抱負を語った。
中本は「昨年からチームに参加したが、マシンのポテンシャルを引き出すことができず悔しいシーズンだった。今シーズンは、その経験を生かし、ランキング6位以内を目標にがんばりたい」とコメントした。