ブラヒム ミラン監督の欠かせない選手に、買取orレンタル延長を考慮

ACミランは以前にヨーロッパを怯えさせていたレベルに戻るために多くの時間を割いてきた。そして今、彼らはセリエAで首位争い（現在、暫定で2位）を演じている。イタリアのチームは、目を見張るようなパフォーマンスを見せている若手と、非常に興味深いプロジェクトを構築している。
ブラヒム ミランにレンタル移籍へ、買取OPはなし
その1人が現在レアル・マドリーから今季終了までレンタル移籍中のブラヒム・ディアスだが、『Corriere dello Sport』によると、ロッソネリのクラブは既に彼を残留させるための戦略を考えているという。
クラブは同選手のパフォーマンスに満足しており、ブラヒムがユニフォームを着続ければもっと多くのものをもたらしてくれることを知っている。チームに完璧に溶け込んでおり、主役級のパフォーマンスを披露しているマラガ出身のMFは、ミランが未来を築き続けるために頼りにしている選手の一人である。
ミランの意図は、レアル・マドリーではジネディーヌ・ジダン監督の下でプレーする機会がなかったことを考慮し、レンタル期間を延長するか、当初は2,500万ユーロ（約32億円）とされていた選手の売却価格を下げてもらうということだ。これはミランにとって好ましい選択肢だろう。
さらに、マドリーがチームの改修に着手することを目標に掲げていることから、移籍の可能性は大いにある。キリアン・エムバペやエルリング・ハーランドなどのスター選手を獲得するためには、資金を得る必要があるからだ。
■優れたパフォーマンス
ステファノ・ピオリ監督が、ブラヒムを戦力としてカウントしていることは明らかだ。欧州ヨーロッパリーグ(EL)の第2節スパルタ・プラハ戦では90分間プレー。3-0で勝利した同試合で、ブラヒムは得点を奪っている。また、彼は直近のボローニャ戦は負傷で欠場したものの、年明けの全試合に出場している。今季は既に25試合に出場しており、先発としてもベンチからの途中出場としても、通算1251分の出場機会を得ている。
これまでのところ、ブラヒムはELのセルティック戦での2ゴールとプラハ戦での1ゴール、セリエAでのクロトン戦での1ゴールを記録している。
現在、太ももの問題で離脱しているが、ピオリ監督の下で再び使用可能となれば、今後もチームに貢献する機会が与えられ、マドリーを納得させることができれば、ミランでの活躍を続けることになるだろう。