香港紙が「氷上で期待のアジアの10人」選出 北京で開催される冬季五輪の開幕まで4日で1年となった。香港英字紙「サウス・チャイナ・モーニングポスト」では「氷上で期待のアジアの10人」を選出。フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)…

香港紙が「氷上で期待のアジアの10人」選出

 北京で開催される冬季五輪の開幕まで4日で1年となった。香港英字紙「サウス・チャイナ・モーニングポスト」では「氷上で期待のアジアの10人」を選出。フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)にフォーカスし「フィギュア史に残る偉大な選手」と紹介している。

 北京五輪まで1年。海外も待っているのだろうか。同紙は「2022冬季五輪北京大会:氷上でブレイク期待のアジアン・プロスペクツ10人」の見出しで特集。羽生についてはこう寸評をつけている。

「すでに日本と世界中においてフィギュア史に残る偉大な選手とみなされ、五輪では2度金メダルを獲得しているハニュウは、全日本選手権のロック・スケーターのパフォーマンスで目指すものをはっきりさせた」

 さらには「コロナウイルス感染拡大などのため今季のグランプリ・ファイナルを欠場したが、彼が来シーズン新たな記録を打ち立てたとしても驚きはしない」と続けている。まだ本人は五輪3連覇を目指すと公言していないが、3連覇すれば1928年にギリス・グラフストローム(スウェーデン)以来、94年ぶりの記録となることに「驚きはしない」と記している。ジュニアとシニアの主要大会を全て制覇する「スーパースラム」の達成者であることにも触れ、締めくくっている。(THE ANSWER編集部)