韓国のソウルで飲酒運転の末、ガードレールにぶつかる事故を起こして逮捕されたパイレーツの姜正浩内野手について、韓国メディアが「今季チームでネガティブな影響をほとんど受けない」と伝えている。韓国紙「コリア・タイムズ」が、「飲酒運転による逮捕はパ…

韓国のソウルで飲酒運転の末、ガードレールにぶつかる事故を起こして逮捕されたパイレーツの姜正浩内野手について、韓国メディアが「今季チームでネガティブな影響をほとんど受けない」と伝えている。韓国紙「コリア・タイムズ」が、「飲酒運転による逮捕はパイレーツの姜と何ら関係ない」とのタイトルで伝えた。

■昨年12月に飲酒運転で事故起こし逮捕、WBCは批判受けて韓国代表から除外も…

 韓国のソウルで飲酒運転の末、ガードレールにぶつかる事故を起こして逮捕されたパイレーツの姜正浩内野手について、韓国メディアが「今季チームでネガティブな影響をほとんど受けない」と伝えている。韓国紙「コリア・タイムズ」が、「飲酒運転による逮捕はパイレーツの姜と何ら関係ない」とのタイトルで伝えた。

 姜は昨年12月2日未明にソウルで運転中、ガードレールに衝突する事故を起こした。当初は同乗者が運転していたと主張していたが、その後、事故発生後に現場を離れていた姜が運転していたことが判明。怪我人はいなかったものの、車とガードレールに損傷があった。韓国では血中アルコール濃度が0.05パーセント以下でなければ飲酒運転とされるが、姜の血中アルコール濃度は0.084パーセントだったと報じられていた。

 当初、姜は今春のWBCに出場する韓国代表メンバーにも名を連ねていたが、国内での強い批判もあり、最終的に除外。「コリア・タイムズ」は「飲酒運転により姜は韓国で信用を失った」と伝えている。

■「今季チームにおいてネガティブな影響をほとんど受けないだろう」

 しかし、パイレーツでのシーズンについては影響がないという。記事では「米メディアによると、先月、飲酒運転を行い事故現場から去ったピッツバーグ・パイレーツの姜正浩は、今季チームにおいてネガティブな影響をほとんど受けないだろう」としている。

「姜は母国である韓国で飲酒運転により事故を起こし罪に問われたが、球団は姜の立場に影響を与えることを望んでいない」という米全国紙「USAトゥデイ」の一文も紹介。さらに、同紙が「膝の故障のため、シーズン最初の月を欠場しているにも関わらず、21本塁打を放ち、長打率は.513でパイレーツのトップだ」と、昨季のハイレベルな数字を紹介していたことにも触れている。

 今季もサードのレギュラーとして、パイレーツでの活躍が期待されている姜正浩。不祥事で韓国国内を騒がせたが、メジャーでは今季も順調にキャリアを積み上げていくことになりそうだ。