F1世界選手権に参戦するウィリアムズチームは16日、昨年末でF1引退を表明していたフェリペ・マッサが今年もチームに残って参戦することを正式に発表した。マッサは昨年9月に同シーズンいっぱいでの引退を表明。最終戦アブダビGPで10位入賞を果たし…
F1世界選手権に参戦するウィリアムズチームは16日、昨年末でF1引退を表明していたフェリペ・マッサが今年もチームに残って参戦することを正式に発表した。
マッサは昨年9月に同シーズンいっぱいでの引退を表明。最終戦アブダビGPで10位入賞を果たし有終の美を飾ったはずだった。しかし、その5日後に2016年ワールドチャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグ(メルセデス)が引退表明。その結果、メルセデスは後任ドライバーを探すことになり、バルテリ・ボッタスが最有力候補となった。
これで今度はウィリアムズにも空席が出ることになったため、急きょマッサに復帰をオファー。1年限りの契約で正式に決まった模様だ。
なおチームメイトはルーキーのランス・ストロールで決まっており、ボッタスがチームを離れることが決定。噂通りメルセデスに移籍することも発表された。
昨年の最終戦時点でマッサの決勝出走記録は250レース。このまま今季をフル参戦すれば、リカルド・パトレーゼを抜き歴代5位になる計算。また昨年は母国ブラジルGPで完走を果たすことができないなど、やり残したことも多かったシーズン。改めてリベンジをするチャンスを得る形にもなった。
フェリペ・マッサ《画像 Getty Images》
フェリペ・マッサ《画像 Getty Images》
フェリペ・マッサ(c) Getty Images
フェリペ・マッサ(c) Getty Images
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