オーストラリア・メルボルンで開幕した「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、添田豪(GODAI)がマレク・ジャジリ(チュニジア)に3-6 4-6 3-6で敗れた。試合時…
オーストラリア・メルボルンで開幕した「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、添田豪(GODAI)がマレク・ジャジリ(チュニジア)に3-6 4-6 3-6で敗れた。試合時間は2時間。
ともに1984年生まれで32歳の添田とジャジリは、ジュニア時代からお互いをよく知る者同士。しかし対戦は過去に一度で、2012年3月に平果(ATPチャレンジャー/5万ドル/ハードコート)の決勝を戦い、添田が6-1 3-6 7-5で勝っていた。
世界56位で本戦ストレートインのジャジリとの対戦を振り返り、「武器があり、一発があった。それが予選選手との違い」と、予選3試合を勝ち抜いて本戦出場を果たした添田は、相手を評した。
「やりたかったことがなかなかできず、半分出せた感じ。もやもやした感じが残った。攻めていきたかったが決まらず、攻め急いで、ていねいにしようとして中途半端になり、作戦がぐじゃぐじゃになった」
添田の全豪本戦は2年ぶり5度目で、昨年は予選2回戦でアレクサンドル・クドリャフツェフ(ロシア)に6-3 3-6 2-6で敗れていた。これまでの最高成績は、2013年と15年の2回戦進出となっている。
初戦で敗れ、当然悔しさはあるが、全4試合をプレーして、「このレベルにいると自分を…テニスの質を引き上げてもらえる」と大きな刺激を得た。「予選からタフな試合を戦い、いいテニスができた。このテニスを落とさないように、2017年はツアーレベルへの挑戦を増やしたい」と考えている。
ジャジリは2回戦で、第16シードのルカ・プイユ(フランス)を破った予選勝者のアレクサンドル・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)