マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがイギリス『BT Sport』で爆勝劇を振り…

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがイギリス『BT Sport』で爆勝劇を振り返った。

ユナイテッドは2日に本拠地で行われたプレミアリーグ第22節でサウサンプトンと対戦。ここ2試合で白星から遠ざかっての一戦だったが、2人の退場者を出した相手の隙もしっかりと突いて、9-0の大勝劇で飾った。

ユナイテッドのエースであるラッシュフォードも先発して、25分にチーム2得点目を記録するだけでなく、続く34分に鋭いクロスボールで相手のオウンゴールを誘発。実質2得点の働きで、その後のゴールラッシュに寄与した。

1995年のイプスウィッチ戦以来となる9点差での大勝劇を演じたユナイテッドにとって、タイトルを争う今後の戦いに向けても勢いがつきそうな勝利だが、ラッシュフォードはスコア以上に結果が大事とのスタンスを強調した。

「大量得点はいつだって気分が良いもので、僕らにとっても3ポイントが必要だった。ここ数試合にわたり、ポイントの取りこぼしが続いたから、今日は軌道修正の絶好機になってくれたね」

「僕らは前半に調子を掴めた。その前半が終わってからはハーフタイムに入ってもメンタリティとポジティブな姿勢を保ち、さらにゴールを重ねていき、試合を終わらせていくのが重要だった」

また、3試合ぶりの白星で首位のマンチェスター・シティと勝ち点で並んだが、周りを気にせず、自分たちの戦いに集中すべきだと主張した。

「相手を気にするんじゃなく、自分たちに集中する必要がある。僕らは発展途上のチーム。ここ2、3年で出来上がっているチームでもない。今はまだグループとして学んでいるところであり、ただひたすら自分たちの成長に目を向けて集中しないとね」

なお、ラッシュフォードはこの試合での得点でユナイテッドの選手として公式戦通算83ゴール目となり、元フランス代表FWのエリック・カントナ氏(82得点)を抜いて歴代25番目のスコアラーに。その心境も問われると、謙遜しつつ、さらなる活躍を誓った。

「彼は言わずもがな、トッププレーヤー。このクラブに多大な尽力をした彼を超えられて、嬉しいよ。これからももっとゴールを決めていって、チームを助けていきたいね」