昨年から始まった男子の国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボ…

昨年から始まった男子の国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2日~6日/ハードコート)。今年、日本はグループステージでロシア、アルゼンチンと対戦するが、中でもロシアは12チーム中ただ1チーム、2人のシングルス選手がどちらもトップ10に入っている強豪チームだ。その2選手のうち1人について伊ニュースサイトUBI Tennisが報じている。【動画】ルブレフ2020年のシーズンまとめ動画

「ATPカップ」では第1試合が各チームのシングルスNo. 2選手同士の対決、第2試合がトップ選手同士の対決、第3試合がダブルスと決まっている。勝ち星として優位に立ち、また勢いに乗るためにも、No. 2選手が第1試合で果たすべき役割は大きい。

日本のトップ選手はもちろん錦織圭(日本/日清食品)、そしてNo. 2は西岡良仁(日本/ミキハウス)。ロシアのトップは世界ランキング4位、昨年末「ATP1000 パリ」と「Nitto ATPファイナルズ」を連覇したダニール・メドベージェフ(ロシア)。そしてNo. 2は、昨年ATP選手で最多となる5度の優勝を遂げて自身初のトップ10入りを果たした、世界8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)だ。

最近ロシアで放映されたドキュメンタリーで、ルブレフは自身の生い立ちを振り返った。母のマリナ・マレンコさんがテニス界のトップスターだったアンナ・クルニコワ(ロシア)らを指導したテニスコーチであることから、ルブレフは3歳でテニスを始める前からいつもコートの上で過ごしていたと言う。「両親は必要なものをすべて与えてくれた。母や友人たちとテニスをするのが本当に楽しかった。家で過ごす週末は嫌いだったね」

ルブレフは2016年にバルセロナに移ってトレーニングを受けた。「スペインに移ってすぐは良い結果が出なかった。人々は両親が僕をスペインに行かせたことに疑問を持ち始めた」

だが2017年に、ルブレフは初のトップ100入り。7月には「ATP250 ウマグ」で初優勝。同年の「全米オープン」では、2001年のアンディ・ロディック(アメリカ)以来の若さで準々決勝に進出した。さらに年末の「Next Gen ATPファイナルズ」に出場し、準優勝を果たした。

そして2020年、ドーハ、アデレード、ハンブルク、サンクトペテルブルク、ウィーンで優勝したルブレフは、世界23位から8位へ駆け上り、「Nitto ATPファイナルズ」に初出場している。

自身の強みと弱みについて、ルブレフは言う。「13歳の頃から、フォアハンドが素晴らしいと言われていた。でも僕はコート上で動きが速くない。メドベージェフは僕よりずっと速い。僕が6歳の時、初めての大会で初めてメドベージェフと対戦して、勝った。1セット4ゲーム先取で、第3セットは7ポイントのタイブレークだった。それを僕らは2時間半も試合してたんだ。どちらもくたくたになるまでロブを上げ続けて、どのラリーも10分も続いた。メドベージェフに勝ったのはその時1回きりだよ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのルブレフ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)