約1200人のテニス選手とその関係者たちが今年最初のグランドスラム、「全…
約1200人のテニス選手とその関係者たちが今年最初のグランドスラム、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~21日/ハードコート)のためにオーストラリアに集結したが、何機かのチャーター便から新型コロナウイルス陽性者が出たため、それらの便に乗っていた72名の選手たちは、2週間まったくホテルの部屋から出られなくなってしまった。【実際のSNS】クエバスのユニークな隔離中の数々の投稿【動画】クエバスのトリックショット集!そもそも彼らがオーストラリアにやってきたのは、プロとしてテニスの試合をするためだ。最高のパフォーマンスをするためには、毎日トレーニングをし、大会時に体調のピークを合わせることが重要だが、それが非常に困難な状況に陥ってしまったことについて何人かの選手は声高に抗議した。
だが男子シングルスの世界ランキング70位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)はこの苦しい状況で傑作なユーモアを見せ、多くの人々を喜ばせている。米テニスメディアBaselineが報じた。
2016年にシングルスでトップ20に入ったこともあるクエバスは、この隔離期間中にSNSで、以前にご紹介したマットレスを立てての壁打ちだけでなく、部屋にあるテーブルについてビジネスマンのふりをしてみたり、短パン姿でマットレスに乗ってサーフィンをしたり、コロナビール片手にパーティをしたり、段ボールで作った棺の中に横たわってドラキュラになってみたりといった動画を日々公開。
それによって、クエバスの人気は急上昇。彼のことを今回知った人もいるだろうが、もともとはいくらか「問題児」と見なされていた選手でもある。
問題行動の一例は昨年の「ATPカップ」で、クエバスは相手のサーブに対して構える時に両足でジャンプしたり、審判に対して大げさな反応を見せたりしていた。それを主審に注意されると、試合途中で荷物をまとめて出て行こうとし、主審の制止を聞く様子はなかったが、対戦相手だったニコラス・バシラシビリ(ジョージア)になだめられて、どうにか試合を続行している。
ウルグアイのトップ選手としてこの大会に出場したクエバスは、そのバシラシビリや西岡良仁(日本/ミキハウス)、ラファエル・ナダル(スペイン)との戦いに敗れ、ウルグアイは0勝3敗でグループステージ敗退。参加チームが去年の半分の12ヶ国に減らされた今年の大会では、ウルグアイは出場権を得られなかった。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「ATPカップ」でのクエバス
(Photo by James Worsfold/Getty Images)