レアル・マドリーは現在フリー・フォール状態である。レバンテを相手に痛恨の敗北を喫したこの一戦で最も印象的だったのは、試合…
レアル・マドリーは現在フリー・フォール状態である。レバンテを相手に痛恨の敗北を喫したこの一戦で最も印象的だったのは、試合開始後わずか9分でのミリトンの退場だった。その後アセンシオのゴールで優位に立ったマドリーだが、モラレスとロジェールのゴールで形勢は逆転した。GKティボー・クルトワの好守にも関わらずレアル・マドリーはリーガ優勝から遠ざかっている。
80分間以上を10人で戦ったマドリー、レバンテに痛恨の逆転負けで首位追走に失敗
■GK
ティボー・クルトワ(7点)
『安定』
この試合でまたしてもチーム最高の選手だった。前半はモラレスとセルヒオ・レオンのきわどい2ゴールをセーブし、ハーフタイム後はロジェールのペナルティキックをセーブ。いつものように、マドリーのディフェンス陣の欠点をフォローしたが、敗北を避けることはできなかった。
■DF
アルバロ・オドリオソラ(3点)
『不運』
カルバハル、ルーカス・バスケス、ナチョの負傷により先発出場したオドリオソラは、実力を証明するチャンスを得たが、またしても信頼を得ることに失敗した。モラレスのゴールの際にミスを犯し、守備においても脆弱だった。それだけではなく、今回も攻撃での貢献は何もなかった。
ラファエル・ヴァラン(4点)
『圧倒される』
セルヒオ・ラモスが横にいないヴァランのプレーは毎回冴えない。ラモスの持つようなカリスマ性がなく、スピードにも欠けたレバンテのロジェールとセルヒオ・レオンに圧倒された。
エデル・ミリトン(1点)
『悲惨』
温厚な象のようにゆったりと試合に入ったが、それが間違いだった。反応が鈍く、背後を突かれたセルヒオ・レオンを後方から倒したことで開始9分に退場処分を受けた。主審は最初イエローカードを出したが、VARを確認した結果レッドカードに訂正された。ミリトンはプレーするたびにディフェンスのお荷物になっているような状態だ。獲得に費やした5000万ユーロはどぶに捨てたも同じである。
フェルランド・メンディ(5点)
『まずまず』
良くも悪くもないが、何か大きなミスを犯すこともなかった。しかし相変わらず彼のクロスは相手チームにとってはプレゼントのようなものだ。
■MF
ルカ・モドリッチ(4点)
『衰え』
コーナーキックでマーカーを見失って決勝点を許した。クリエイティブなプレーは影を潜め、数試合前までチームを牽引していた才能の片鱗は見る影もない。
カゼミロ(5点)
『犠牲者』
ミリトンの退場によりセンターバックに配置された。できる限りのことはしたものの、彼にそれ以上のことを求めるのは酷だろう。
トニ・クロース(4点)
『見捨てられる』
カゼミロのポジションが急遽変更されたことによってクロースは居場所を見失った。しかし、彼はアセンシオにアシストを送るという形でチームに貢献した。
■FW
マルコ・アセンシオ(6点)
『アクティブ』
最初は好調だったが時間の経過とともに勢いを失った。レアル・マドリー唯一のゴールを決めたのは彼だ。シーズンを経てアセンシオは自信を取り戻しつつあるようだ。
カリム・ベンゼマ(3点)
『消えた存在感』
バルデベバスでベンゼマはまるで幽霊のように生気がなく、レバンテのストライカーたちに喰われていた。
エデン・アザール(4点)
『脆弱』
試合開始直後は勢いがあったが、その後段々と激しさを失った。今もまだ負傷後の慣らし期間で、90分間プレーするのはきついようだ。そのことを理解しているスタッフ陣は60分でヴィニシウスと交代させた。
■途中出場
ヴィニシウス・ジュニオール(3点)
『ナーバス』
アザールに代わりフィールドを飛び出すや否や、間抜けなペナルティを犯した。何か怖がっているかのように、攻撃においても大胆さに欠け、相手を翻弄できなかった。
マリアーノ・ディアス(-)
『終了間際』
82分にベンゼマに代わって投入されたが、もう何をする時間も無かった。
セルヒオ・アリバス(-)
『サプライズ』
82分にアセンシオに代わって投入された。本人も驚いたことだろう。