今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。    ルーキーのラメロ・ボール(ロンゾの弟)が躍動するシャーロット・ホーネッツ。インディアナ・ペーサーズ戦で見せたエントリーをさらに工夫した“アイバーソンカット”を…

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ルーキーのラメロ・ボール(ロンゾの弟)が躍動するシャーロット・ホーネッツ。インディアナ・ペーサーズ戦で見せたエントリーをさらに工夫した“アイバーソンカット”を駆使したハーフコートセットを解説する。ボールを生かした普通であれば、一度のカットを2回する応用編となっている。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ラメロ・ボール

②(PG)…デボンテ・グラハム

③(SG)…マリーク・モンク

④(SF)…マイルズ・ブリッジズ

⑤(C)…ビスマック・ビオンボ

 

【A-1】

 1―4ハイセットの変形で、①がボール保持し、④・⑤は両ハイポスト、③が左ウイング、②が右コーナーから始まるセット。  ①は左ウイングへドリブルダウンし、③は④・⑤を使って右ウイングへアイバーソンカット。②はペイント内に入り、④のダウンスクリーンでトップへ。①からのパスをレシーブする。

 

【A-2】

 ③は左コーナーへカットし、①は④・⑤のスクリーンを使って再びアイバーソンカットで右ウイングへ行き、②からのパスをレシーブ(通常はこの状態から始まるプレーが多い)。右サイドはスペースがあるため、①はボールレシーブした瞬間にそのまま1対1を狙う

 

【A-3】

 ⑤は②へダウンスクリーンを仕掛けて、②は右スロットへ。①からのパスで3Pシュートを狙うが、ディフェンスがクローズアウトしてきたため、ポップした④へパス。④が3Pシュートを放った。

 

※『月刊バスケットボール3月号』では、2019-20 NBAシーズンでの新型コロナの影響で試合延期が続いているワシントン・ウィザーズのプレーを詳しく紹介! さらにパワーアップした八村塁のプレーに期待したい。

 

(月刊バスケットボール)