ふたりのランキング下位のテニス・プレーヤーが試合に金を賭けた不正行為のため、出場停止処分を言い渡された。 テニス界の不正を調査するテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)によれば、ルーマニアのミハイタ・ダミアンが2011年から2013…

 ふたりのランキング下位のテニス・プレーヤーが試合に金を賭けた不正行為のため、出場停止処分を言い渡された。

 テニス界の不正を調査するテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)によれば、ルーマニアのミハイタ・ダミアンが2011年から2013年にかけて199の賭けを行なったとして、1年の出場停止処分と5000ユーロの罰金を科せられた。23歳のダミアンはダブルス・ランキングで1645位だった。

 TIUはまた、オーストラリアの男子プレーヤー、カラム・パターギルが2012年から2014年にわたりオンライン・アカウントを使ってテニスの賭けを行なっていたとして、6ヵ月の出場停止処分と1万ドルの罰金を科せられたと発表した。

 23歳のパターギルの処罰は、もし彼が6月11日までにさらなる違反行為をしなければ半分に軽減される。彼は世界ランキング1207位に位置している。

 この双方のプレーヤーのどちらもが、自分自身の試合には賭けていなかった。(C)AP