3勝11敗と黒星先行、カンファレス最下位に沈むチームに必要なものは  米プロバスケットボール(NBA)は27日(日本時間28日)、ウィザーズは106-124でペリカンズに敗れた。3連敗で3勝11敗と大きく黒星が先行。イースタンカンファ…

3勝11敗と黒星先行、カンファレス最下位に沈むチームに必要なものは

 米プロバスケットボール(NBA)は27日(日本時間28日)、ウィザーズは106-124でペリカンズに敗れた。3連敗で3勝11敗と大きく黒星が先行。イースタンカンファレンスの最下位に沈んでいる。新型コロナウイルスの感染防止規定の対象となっている八村塁らを欠き、苦しい状態が続いていることに地元メディアは「ハチムラらの復帰がどうしても必要だ」と嘆いている。

 エースのブラッドリー・ビールが47得点と爆発。しかしウェスタンカンファレンスで14位のペリカンズに完敗を喫した。ベンチでガックリとうなだれるビールの表情が現地メディアで注目されるほど、チームは泥沼状態だ。

 地元スポーツ局「NBCスポーツ・ワシントン」では番記者のチェイス・ヒューズ氏が現状をレポートしている。

「ビールの47得点も足らず、ウィザーズがペリカンズに敗戦」とのタイトルで展開した記事ではまず「ビールは47得点、6アシスト、4リバウンド、4スティールを記録。第3クォーターに火が付き、彼は基本的に1人でこの試合を作った。ビールがそれを阻止するまで、ウィザーズは近年で最も屈辱的な敗戦に向かって耐えるしかなかった。(ビールは)何て特別な選手なんだ」と孤軍奮闘したエースのビールを称賛。一方でそれでも勝てない現在のチーム状況を嘆いている。

八村、ベルターンズらの復帰は早ければ次戦のホークス戦

「ウィザーズは日曜日のスパーズ戦で101点を記録。これは火曜日のロケッツ戦で88点に留まるまで今季最小得点だった。そしてこの試合(ペリカンズ戦)では106点。今季3番目に少ない得点数だった」

 思うように得点が奪えない中、必要なのはやはり離脱者の復帰だと記している。

「ギャリソン・マシューズは15得点で2番目に多くの得点をとった選手となり、ロビン・ロペスは14点で3番目だった。他の選手は誰も2桁得点に届いていない。彼らには特に、デイビズ・ベルターンズ、ルイ・ハチムラ、デニ・アブディヤの復帰がどうしても必要だ。最短で、金曜日のホークス戦で復帰できるようだ」

 八村や、3ポイントの名手デイビズ・ベルターンズらは早ければ29日(同30日)のホークス戦でも復帰できるという。(THE ANSWER編集部)