福岡第一でウインターカップ連覇を成し遂げた小川麻斗が地元クラブ、ライジングゼファーフクオカへ加入することが発表された。現在、大学生の多くが活用する特別指定選手制度を用いての地元凱旋だ。 福岡県出身で中学時代には名門・西福岡の柱として活躍。…
福岡第一でウインターカップ連覇を成し遂げた小川麻斗が地元クラブ、ライジングゼファーフクオカへ加入することが発表された。現在、大学生の多くが活用する特別指定選手制度を用いての地元凱旋だ。
福岡県出身で中学時代には名門・西福岡の柱として活躍。2016年のジュニアオールスターでは準優勝、同年の福井全中でもチームを大会3位に導き、2大会ともに優秀選手に選ばれた。福岡第一高での活躍は言わずもがなである。河村勇輝(東海大)とのバックコートコンビで全国の強豪を圧倒し、前述したように2年時と3年時では同校史上初のウインターカップ連覇を達成。3年時には大会ベスト5にも選出された。
高校時代は現在大学でも活躍する錚々たるメンバーを束ねた(写真の下段中央が小川)
一躍スターダムを駆け上がると日体大でも1年時から主力として大いに活躍し、昨年のオータムカップやインカレでも光るパフォーマンスを見せていた。
小川はクラブ公式HPを通じて「この度、ライジングゼファーフクオカと特別指定選手契約を結ぶ機会を与えていただいた関係者の方にお礼申し上げます。短い期間となりますが生まれ育った福岡のプロクラブで少しでもプレー時間を獲得し勝利に貢献できるよう全力を尽くします。地元福岡のブースターの皆さまの応援宜しくお願いします」とコメント。
小川獲得に踏み切った福岡の仲西淳GMは「PGとSGを両方こなせるコンボガードとしてシュート力やゲームメーク能力はプロの世界でも通用すると証明してくれるでしょう」と小川を評価。「小川選手をロスターに加え後半戦上を目指して戦って参ります」と意気込んだ。
※仲西GMのコメント全文はクラブ公式HPにて
福岡第一高時代を知る地元ファンにとっても小川の凱旋は願ってもない幸運だろう。続々と特別指定選手としてトップリーグ入りを果たす若者の中に、また一人注目の選手が加わることとなった。
この度、#ライジングゼファーフクオカ は日本体育大学(在学中)の小川 麻斗選手と特別指定選手契約を締結したことをお知らせいたします。
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文/堀内涼(月刊バスケットボール)