偉大なテニス選手ロジャー・フェデラー(スイス)の伝説的な武器の一つは、片…

偉大なテニス選手ロジャー・フェデラー(スイス)の伝説的な武器の一つは、片手打ちのバックハンドから繰り出されるスライスだ。それは望むままの角度をつけられる、優雅なショットだ。先日パトリック・ムラトグルー氏が、教え子の一人であるステファノス・チチパス(ギリシャ)にバックハンドスライスをコーチしている様子を公開。ウェブメディアEssentially Sportsが報じた。【実際の動画】チチパスに手首の使い方を見せるコーチのムラトグルー

ムラトグルー氏はテニス界の名コーチの一人だ。現在教えているのは世界ランキング6位のチチパス、グランドスラム23回優勝のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、16歳にして世界48位のココ・ガウフ(アメリカ)のほか、主催するアカデミーにはたくさんの若い選手たちがいる。

公開された動画では、ムラトグルー氏がチチパスに、どうすればフェデラーのような完璧なスライスバックハンドが打てるかを説明している。肝心なのは手首を使うこと。手首を使うことで、自分の望む角度をつけること。それをムラトグルー氏は、実際にチチパスに見せている。

チチパスはグランドスラムで初めての栄冠を、セレナは史上最多記録タイとなる24回目の優勝を狙う「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~21日/ハードコート)。だが隔離期間の2週間は、完全隔離となっていない選手たちでも、部屋から出られるのは一日あたり5時間だけ。

コートでの練習が約2時間、ジムで2時間、食事が1時間。あとの19時間は、ホテルの部屋の中で過ごさなければならない。こうした練習の動画を見ることも、選手たちの役に立つだろう。ムラトグルー氏が動画に付けたコメントはこうだ。「こんな昔ながらの練習動画を見て隔離期間を乗り切ろう」

ムラトグルー氏は現在、セレナや姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と共にアデレードに滞在している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ATP500ドバイ」でのチチパス

(Photo by Amin Mohammad Jamali/Getty Images)