24日、WOWOWテニスワールドでのオンラインイベント「テニワのオンライ…

24日、WOWOWテニスワールドでのオンラインイベント「テニワのオンライン楽屋」に、「全豪オープン」へ出場する土居美咲(日本/ミキハウス)と日比野菜緒(日本/ブラス)が登場。「土居・日比野選手に直接聞く!全豪編」と題してトークし、その中で「全豪オープン」の思い出の試合を語った。【アーカイブ動画】土居美咲と日比野菜緒の全豪OP思い出の試合【28日19時~LIVE配信】日本が誇る女子ダブルスペア登場!

プライベートでも仲の良い先輩・後輩である二人は、約1時間の配信中も和気あいあいとお互いにツッコミを入れながら「全豪オープン」について語った。その中でホスト役の吉崎仁康アナウンサーから「思い出の試合は?」と質問されると、日比野が「アンジェリック・ケルバー(ドイツ)と美咲ちゃんの試合じゃないですか?」と自身ではなく土居の試合について回答。

土居も「今思い出させられた感じね。確かにそうかもしれないです」と笑顔。土居は2016年大会の1回戦でケルバーと対戦。第7シードを相手に7-6(4)、6(6)-7、3-6と大接戦の末敗れたが、第2セットではマッチポイントも握っていた。更にこの試合で勝利したケルバーは、その後も勝ち上がり、グランドスラム初制覇を成し遂げた。

「ファンの方から一番言われることが多い試合ですね」「(ケルバーがその後優勝したので)後から考えるとうわー!って思いますね。その時はケルバーが優勝すると思っていなかったというのもあり、後からビックリしたのと、私が追いつめることが出来た選手でも優勝するということは、私にもチャンスがあるのかなって思えた試合でしたね」

ケルバーも優勝した際に、土居戦でマッチポイントを握られて帰りの飛行機のことが頭に浮かんだことを語っていた。

一方の日比野は同じく2016年大会の1回戦で対戦したマリア・シャラポワ(ロシア)戦を挙げている。シャラポワが好きだという日比野は1-6、3-6で敗れたが、後悔していることとして「顔を見れなかったんですよ。今でも心残りなのが、(試合終了後に)握手する時に恥ずかしくて、目を見れなかったんです。もう一回やり直したいな(笑)」と語った。

土居は「全豪オープン」本戦には今回7度目の出場で、日比野は5回目の出場。土居は2013年の2回戦進出、日比野も昨年の2回戦進出が最高成績となっている。両者共にまずは怪我なく開幕を迎え、初戦突破に期待がかかる。

オンラインイベント「テニワのオンライン楽屋」は、WOWOWテニスワールドにて、連日ゲストを迎えて無料でライブ配信中。28日19時からは、「日本が誇る女子ダブルスペア登場編!」と題し、青山修子(日本/近藤乳業)と柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)が登場する。

(テニスデイリー編集部)

※写真はオンラインイベントでの土居(下)と日比野(右上)