B1リーグ第17節。シーホース三河は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。 1月23日(土)第1戦は、1Qからエース・金丸が得点を重ね、ゲームの主導権を握る。最終Qに名古屋に猛追されるも振り切り、勝利した。 24日(日)…

 B1リーグ第17節。シーホース三河は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。

1月23日(土)第1戦は、1Qからエース・金丸が得点を重ね、ゲームの主導権を握る。最終Qに名古屋に猛追されるも振り切り、勝利した。

24日(日)第2戦。ゲーム前半は、両チーム得点が伸びず29-26の三河3点リードで終える。3Q、金丸が16点をあげるものの、名古屋Dも粘りわずか4点差で最終Qへ。同店でオフィシャルタイムアウトを迎えるが、終盤の勝負どころで16-0のランと圧倒し、三河が愛知ダービー連勝を飾った。エース・金丸が27得点と連日の爆発。コリンズワースが11リバウンド11アシスト、ガードナーが22得点8リバウンド10アシスト、柏木が12得点と攻守で勝利に貢献した。

・今すぐ読みたい→
リアル・ミッチー 集中力の整え方 金丸晃輔(三河) https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-concentration-kohsuke-kanamaru/

―試合結果―
2021年1月23日(土)
三河 ◯ 79 ― ◯ 73 名古屋D
(三河通算成績20勝8敗)

1Q 三河 26 – 14 名古屋D

 

金丸15得点の爆発で、主導権を握る

スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。

名古屋D#9安藤、三河#14金丸の両シューターの3Pシュートの打ち合いで幕を開けた「愛知ダービー」は、序盤からアップテンポな打ち合いとなる。名古屋Dのゾーンディフェンスに対して#54ガードナーの3Pシュート、#5コリンズワースのリバウンドで対抗すれば、名古屋Dも#10ライオンズの3Pシュート、#9安藤のダンクで譲らず、激しい主導権争いが続く。

#14金丸のフローター、3Pシュートの連続得点、#54ガードナーのフェイダウェイで前に出ると、残り2分半には#5コリンズワースがアタックと見せかけてキックアウト。#14金丸が放った3Pシュートはリングに吸い込まれる。名古屋Dはタイムアウトを取るも、#5コリンズワースとの絶妙な合わせで#14金丸が立て続けに得点して、二桁リードを築く。

2Q 三河 45 – 29 名古屋D(三河 19–15 名古屋D)

ディフェンスから流れを呼び込み、16点リードで折り返す

スタートは、#7長野、#8高橋、#14金丸、#21ウィティングトン、#54ガードナー。

#21ウィティングトンのフリースローが決まると、ホームのような熱いシーホースビートが響き渡る。青援に鼓舞されて#14金丸、#7長野がミドルシュートで続くが、その後はやや重い展開に。

それでも名古屋Dの速いトランジションを#7長野らが素早い攻守の切り替えで防ぎ、粘り強いヘルプディフェンスで名古屋Dにシュートタッチを狂わせて、リバウンドを奪取。ディフェンスから流れを取り戻すと、#8高橋のドライブ、#3柏木のスティールから#54ガードナーが押し込んでリードを15点に広げる。#1川村の3Pシュート、#54ガードナーのパワーアタック、#3 柏木のカットインとバリエーション豊かな攻撃を展開して、名古屋Dを翻弄。29–45と大きくリードしてハーフタイムを迎える。

3Q 三河 68–46 名古屋D(三河 23–17 名古屋D)

川村、シェーファーが牽引し、22点差で最終Qへ

スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。

名古屋Dは#10ライオンズや#8張本のアタックで反撃に出るが、インサイドを支配し、リバウンドを#5コリンズワースのフリースロー、#32シェーファーのゴール下につなげて、じわじわと突き放しにかかる。

#54ガードナーを起点に#1川村が3Pシュート、ハイロープレーから#32シェーファーがフェイダウェイとゾーンディフェンスを切り裂き、川村のターンアラウンド、#21ウィティングトンの3Pシュート、#5コリンズワースのファストブレイクと緩急自在な攻撃で22点リードを築く。

 

4Q 三河 79 – 73 名古屋D(三河 11–27 名古屋D)

名古屋Dの猛攻を振り切り、「愛知ダービー」に先勝

スタートは、#5コリンズワース、#7長野、#8高橋、#21ウィティングトン、#32シェーファー。

名古屋D #4エアーズ、#10ライオンズが奮起するが、#21ウィティングトンの3Pシュート、#5コリンズワースのリバウンドで応戦する。#7長野がキレのあるアタックでチームに流れを呼び込むと、#54ガードナーがポストアップ、さらに#3 柏木との息のあった2メンゲームで加点し、試合を優位に進める。

終盤は名古屋Dの反撃を受けるが、最終スコア 名古屋D 73–79 三河で逃げ切った。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

試合の入り方が非常に良くて、4Q途中までは自分たちのバスケットがしっかりできました。パスミスなど、4Qが嫌な終わり方になってしまったので、明日は気を引き締めて頑張りたいと思います。

シーホース三河 #14 金丸晃輔選手 試合後コメント

試合の入りから、終始、三河のリズムで試合を進めることができました。

ディフェンスがすごく良く、ヘルプの寄りやローテーション、今日はその辺りがしっかりできていたことが、勝ちに繋がったと思います。

―試合結果―
2021年1月24日(日)
三河 84 ◯ ― ● 71 名古屋D
(三河通算成績21勝8敗)

1Q 三河 18–15 名古屋D

 

 

ガードナーが要所で得点を奪い、オフェンスを活性化

スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。

名古屋D#10ライオンズ、#2齋藤の得点で先行されるが、#1川村と#54ガードナーの連続3Pシュートで逆転する。

#5コリンズワースに名古屋D#10ライオンズをマッチアップさせるなど、Game1のディフェンスを修正した名古屋Dの前にこう着状態が続くが、オフェンスにリズムが生まれるまでハードなディフェンスで我慢すると、残り3分半に#54ガードナーがディフェンスリバウンドから一気に相手のリングに突進して同点に。#14金丸がロングツー、#5コリンズワースがアタックで続き、#14金丸が名古屋D#4エアーズの圧力を受けながもコーナー3Pシュートをねじ込んで10-16と抜け出す。終盤、名古屋Dにアウトサイドシュートで食い下がられ、3点リードで最初の10分を終える。

 

2Q 三河 29–26 名古屋D(三河 11–11 名古屋D)

ベテラン・柏木がリズムを取り戻し逆転に成功

スタートは、#3柏木、#14金丸、#15根来、#21ウィティングトン、#54ガードナー。

シュートがことごとくリングに嫌われる重い立ち上がりとなり、名古屋D#32狩野3Pシュート、#4エアーズのレイアップで逆転を許す。

#5コリンズワース、#21ウィティングトンを中心にアグレッシブなチームディフェンスで後半の約5分間をわずか2失点に封じると、開始4分半にようやく#3柏木がこのQ初得点となる3Pシュートを沈めて悪い流れを断ち切る。

#3柏木の3Pシュートのリバウンドを#5コリンズワースが押し込み、#7長野のフリースローで24-24と試合を振り出しに。#3柏木のアシストで#7長野の3Pシュートを決めて勝ち越し、#7長野のフローターでリードを3点に戻して前半を終える。

3Q 三河 59–55 名古屋D(三河 30–29 名古屋D)

「金丸タイム」再び、16得点で打ち合いを制す

スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。

立ち上がりから激しい点の取り合いに。#14金丸がフェイダウェイ、#54ガードナーのミドルシュートでリードを広げる。名古屋D#9安藤が3Pシュートを決められれば、#14金丸がすかさず3Pシュートをお返し。エース同士の意地がぶつかり合う。

名古屋Dに何度も1ポゼッション差まで迫られるが、#32シェーファーのゴール下、#3柏木の3Pシュートでリードを許さず。#14金丸の3Pシュート、フェイダウェイの連続得点、#3柏木の3Pシュートで、残り4分42-52とリードを二桁に乗せる。

終盤は#54ガードナーのポストアップを起点にオフェンスを展開。#14金丸のコーナー3Pシュートをアシストすると、#54ガードナーも自らタフショットをねじ込み、リードを広げて4Qへ突入した。

4Q 三河 84–71 名古屋D(三河 25–16 名古屋D)

 

 

「愛知ダービー」2連勝で、西地区単独首位に浮上

スタートは、#3柏木、#7長野、#15根来、#21ウィティングトン、#54ガードナー。

3Qの良い流れを継続し、#54ガードナーのポストアップから#21ウィティングトンがリング下に飛び込んで連続得点。#3柏木が技ありのアタックでバスケットカウントを獲得して先行するが、名古屋D#32狩野のミドルシュートで68-68と追いつかれて、オフィシャルタイムアウトを迎える。

#32シェーファーがルーズボールに飛び込んでボールを奪い、それを#54ガードナーが力強いアタックで得点につなげてチームに火をつけると、#5コリンズワースとのホットラインで#14金丸がフックシュート、#5コリンズワースのオフェンスリバウンドを#54ガードナーが3Pシュートで仕留めて、点差を9点に広げる。

残り1分半、#54ガードナーのポストアップから、#5コリンズワースと#32シェーファーがスクリーンを掛け、フリーになった#14金丸が3Pシュートを射抜く完璧なチームオフェンスを披露。リードを二桁に伸ばしてほぼ勝利を手中にする。

最後まで緩みを見せず、#32シェーファーのミドルシュート、#1川村のファストブレイクで畳みかけ、4Q終盤の勝負どころで16-0のランと圧倒。「愛知ダービー」2連勝を飾った。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

出だしから名古屋Dさんもエナジーを出して、リバウンドに対しての執着心が昨日と全然違っていました。(名古屋Dは)怪我人が出ている中で、一人一人の選手が非常に良いプレーをしていました。我々も一生懸命ディフェンスしていたんですけど、大事なところで、3ポイントをたくさん決められる場面がありました。

序盤は我々のシュートが入らなかったこともあり苦しく、いつものパターンではなかったですが、後半になって自分たちのオフェンスを遂行し、なんとか良い形で勝てたと思います。

 

・今すぐ読みたい→
リアル・ミッチー 集中力の整え方 金丸晃輔(三河) https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-concentration-kohsuke-kanamaru/