東京2020オリンピック・パラリンピ ック競技大会に向けて、日本代表選手らを応援するプロジェクト「TEAM RED(チームレッド)」の再スタートと、東京2020大会の開催半年前を記念した「ASICS TEAM RED 応援書き初め大会」が1…

東京2020オリンピック・パラリンピ ック競技大会に向けて、日本代表選手らを応援するプロジェクト「TEAM RED(チームレッド)」の再スタートと、東京2020大会の開催半年前を記念した「ASICS TEAM RED 応援書き初め大会」が1月23日にオンラインで開催され、アスリートらが現在の意気込みなどをしたためた。
イベントにはブランドアンバサダーを務める女優の土屋太鳳と、お笑い芸人の渡辺直美さん、陸上男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀、パワーリフティング男子49キロ級の西崎哲男らが出席。出席者は、オンライン上の一般参加者と交流しながら、東京2020大会への思いや、アスリートへの応援の気持ちなど、それぞれの視点からの想いを一文字の込めた。

最初は、土屋さんが「いろいろ考えましたが、応援の気持ちを漢字一文字で表します」と巨大な白紙に向かうと力強く筆を振るった。一画一画ごとに周囲が反応するほど、見事な筆使いで「希」の文字を書き上げた。「選手の皆さんの活躍が『世界の希望』となるように、心を込めて応援したい」と理由を説明し、今年の目標は「スポーツを応援すること。感動は国境、年齢を越えると思う。引き続き応援したい」と語気を強めた。

渡辺は「光」と書かれた半紙を手に「アスリートが勇気を与えてくれるように、私たちの応援がアスリートの力になることを願って」と紹介し、今年の目標については「スポーツをやろうかなと。バッキバキになって9秒台狙いたい」と話していた。

桐生は書き初めで五輪シーズンの今季のテーマを「動」と書き、「今は一人一人が大変な時。自分の走りで人の心を動かせたら。例え無観客でも映像で伝わる走りがしたい」と、力を込めた。また、状態も順調に仕上がっているようで「いい体がつくれている。また日本記録に桐生祥秀という名前が残るように走りたい」と意気込んだ。3年ぶりの自己ベスト更新にも意欲を見せており、サニブラウン・ハキームのもつ9秒97の日本記録に触れ「日本記録保持者を奪還したい」と期した。

東京パラリンピックを目指す西崎哲男は「心のつながり」としたため、「大会が無事、安全に開催されることを願う。(本番では)美しく力強い試技をしたい」と決意を口にした。